若者論というのは、コミュニケーションツールだと思うんですよ。誰でも一度は若者であって、若者ではなくなるから、「最近の若者はこうだ」と言うと、たやすく社会語りができた気になれる

自由な時間を手に入れたシニアの世代とその予備軍である人たちには、もっと自分が楽しむことを考えてほしい

一人の喜びは、決して一人のみに限られたものではない

男にない女の凄さは、生理によって体が変わり、精神ががらりと変貌するところである

老いとは過去の思いにしがみつくこと。若さとは新しき創造に挑戦すること

人間てね、その時その時で、自分でも思いがけないような人間に、変わってしまうことがあるものですよ。

わたしの書くドラマは「飯食いドラマ」と言われます。食事のときくらい、家族集まって会話をしたいですから

「お母さん」になった途端、誰からも文句を言われないストライクゾーンが極度に狭まってしまう

映画は時間が勝手にどんどん流れていくメディア

人は世に認められたいと願う。特に芸術畑の人はその一心で作品に賭ける。一時期もてはやされ、やがて忘れられる人もいる。不遇のまま終え、死後、脚光を浴びる人もいる。前者は時流に作品を迎合させた人に多い。後者は己を曲げず作品を磨き続けた人である。そういう人の作品は時代を経ても輝き続ける

僕はね、そういうのは、人が病気になることを応援しているような気がしてしょうがないのよ

諸君も、少年や若者の―つまり君たち自身の年代に特有の、人の弱点を情容赦なく攻撃する残酷さについては、よく知っておいて欲しい