一時的に飛び抜けたパフォーマンスをするよりも期待以上のものを確実に提供するほうが息が長い

『虚人たち』を書いた頃には、僕は人気作家になっていました。だから、人気作家でちょっと変わったものを書いたほうが売れるし、名も上がる。そういう時代でした。結局、難しいものを筒井康隆のブランドで売ったようなところがあってね。これ、非常に資本主義的だなと思ったことがある

『笑い（わらい）』の語源は『祓（はらい）』だと以前読んだことがありますが、まさに笑いこそ最高のおはらいだったのです

恋がいつ始まるかを知ることは難しい。しかし、恋が始まったことを知るのはそう難しくはない

逆境に身を置いているという君。そこを乗り越えたら内側から自分でもビックリするくらいの熱が湧き上がってくる

感謝という概念は、凄く視野が広くて大きなものです。最初の入り口において感謝の気持ちを持って進んでいくと、自然に許すとか、好きになるという状態になり、ついには尊敬できるようになるかもしれません

明治維新を一概に評価はできませんが、田沼（意次）が狙ったことは、明治維新以後の薩長、つまり勤皇の連中がやったことと同じなんですよ。田沼は早く生まれすぎたんです。薩長は時代が熟した時期に、錦の御旗を掲げて強引にやったんですね。田沼の時代には、やろうと思っても周りが助けてくれない

知らないものは無いのと同じだ。

招かれざる客は、立ち去る時一番歓迎される

好いてください。大衆として、小さいかも知れないチＸポコ、一生懸命振り回してるんだ

書籍ほど信頼できる友はいない

ナポレオンでもアレキサンダーでも、勝って満足したものは一人もいない