子供の教育係にする侍に対しては、まず主人がそれを心を込めてもてなし、位のつくようにしてやらねばならない。そうでなければ、その子供が教育係を安っぽくあしらって、それを侮る心が出てきて、ついには教育係をないがしろにして、その忠告を聞き入れず、したがって、振る舞いも改まらないことになるから、大事な問題である

十セントを大切にしないから、十セントで雇われてしまうのだ

多くを与えねば働かぬ家臣は役に立たぬ。また、人間は豊かになりすぎると、結束が弱まり、我説を押し通す者が増えてくる

春の草 五色までは 覚えけり

わが命旦夕に迫るといへども、将軍斯くおはしませば天下のこと心安し

独立の気力なき者は必ず人に依頼す、人に依頼する者は、必ず人を恐る、人を恐るる者は、必ず人にへつらうものなり。

一日ひとつずつの教訓を聞いていったとしても、ひと月で三十か条になるのだ。これを一年にすれば、三百六十か条ものことを知ることになるのではないか

必死に生きてこそ、その生涯は光を放つ

我が君主は天にあり

茶席に上も下もない この揚げ屋にもな

手向かいいたすにおいては、容赦なく斬り捨てる

プライドを脱ぎ捨てた時、挑戦し続ける心が生まれる