ものごとの利害・得失をわきまえること

必勝の戦法は敵を包囲するにあり、そのためにはいかに兵力僅少でも、二手に分けなければならぬ

何もかもが思うようにいかない

吾は先生の作用を学ばんと欲するもの、区々、経を質し、文を問はんとするにはあらず

主人は無理をいうなるものと知れ

井の中の蛙大海を知らず。されど空の青さを知る

私は河内に帰って兵を集め淀の河口を塞ぎ敵の水軍を足留めします。帝は比叡山に移ってください。京の都に尊氏軍を誘い込んだ後、北から新田軍、南から我が軍が敵を挟み撃ちすれば勝利できましょう

上を見るな、身の程を知れ

（近藤勇に向かって）あんたは総師だ。生身の人間だと思っては困る。奢らず、乱れず、天下の武士の鑑であってもらいたい

馬は強く反応して、癖のないことが大事である。総じて武道具に関しては、馬もほどほどによく歩き、刀・脇差もほどよく切れ、槍・長刀（なぎなた）もたいがい刺し通り、弓・鉄炮も過度に強い破壊力はないほうがよい。武器そのほか好みが偏ってはいけない。余るのは足りないのと同じこと。人まねをせず、自分の身に応じ、武器は自分の手に合うようでなければならない

武士道に於（おい）ては死狂ひなり

攻撃を一点に集約せよ、無駄な事はするな