子供の教育係にする侍に対しては、まず主人がそれを心を込めてもてなし、位のつくようにしてやらねばならない。そうでなければ、その子供が教育係を安っぽくあしらって、それを侮る心が出てきて、ついには教育係をないがしろにして、その忠告を聞き入れず、したがって、振る舞いも改まらないことになるから、大事な問題である

十セントを大切にしないから、十セントで雇われてしまうのだ

多くを与えねば働かぬ家臣は役に立たぬ。また、人間は豊かになりすぎると、結束が弱まり、我説を押し通す者が増えてくる

有才の人、徳なければ人服さず、有徳の者も才なければ事立たず

わが命旦夕に迫るといへども、将軍斯くおはしませば天下のこと心安し

活用なき学問は無学に等しい

いざ、お前を50日のうちに輿に乗せる身分にしてみせる

戦に勝るかどうかと兵力は必ずしも比例しない比例するかそうでないかは戦術、つまり自身にかかっているのだ

我が君主は天にあり

茶席に上も下もない この揚げ屋にもな

愚説愚論だろうと最後まで聞いてあげること

気の合う家来に対し、ともすれば悪いことを見のがすこともあるだろうから、よく注意して、そうした点を発見し、自分に対して諫言もさせるとともに、また、その者がいい気になって行儀の悪かったときには、傍らに呼びつけて意見をすべきだ。それでも聞かない時には、この如水に言いつけよ。よく詮議した上で罪科に処すだろう