愛することは、愛されること

谷崎潤一郎の『陰影礼賛』を読めば分かるけど、闇によって日本人の美意識が培われてきた部分がたくさんあるわけだね

芸術作品が時代に先駆けてあらわれるとき、時代は芸術作品の後ろでもたもたしている

ようやく何かわかりかけてきたような気がする。私はまだ、進歩している

私の芸術とは、人間を愛すること、世界を愛すること、芸術を愛すること、全てのものに対する愛の結晶と死への道程の間にあったのです

このトイレットペーパーを使う人たちは、死なないということを真剣に考えるんだ

私は芸術の力、愛の力をもって、世界中に平和と愛の素晴らしさを届けたい

快楽の後ろには面倒と悔恨をもたらすものがついている

恋はその始まりがいつも美しすぎる。だから結末が決して良くないのも無理はない

観察なんて時代は終わったんだ。構築するんだ

選択肢とか自由な表現が辛いのは、自分という位置の束縛が出てくるからである。自由による束縛といってもいい。いまの子供たちは、自由な表現というものを強要されて、ずいぶん辛い思いをしているのではないか。表現したいことなんて特になくても、とにかく自由にして見せないといけない。それよりもむしろ固苦しい習いごとを押しつけられて、そのことに抵抗を感じている方がよほどネイティブの自由がふくらんでくるのに

運命は、むしろ降ってきたものを遊んだ方がいいのだろう。自分で選ぶとなれば運命として遊べないが、上から下りてくる運命は、むしろそれ自体を遊べる。自決できる世界は考えたら自分の範囲の狭いものだが、突然やってくる他からの運命の世界は自分よりも広い。どうも運命を遊ぶ気持ちが、他力思想の自在さに繋がっていくような気がする