僕は子供の頃、親と一緒の部屋で寝ていました。するとおふくろとおやじが夜、年末の資金繰りを話し合うんです。うちは大丈夫かと思うことが何度もありました。これが僕の原体験です。今は皆さんサラリーマンで、毎月毎月、同じ額の給料が入ってくる。これは現実のビジネスとは違います。会社はいつ潰れるか分からないし、店だっていつ閉店するか分からない。そういう現実感が希薄になっている

成功は特別の人ににしか解き明かせない神秘などでは決してない

私を導くものは、真実への情熱だけだ。あらゆる問題について、私はこの点から考える

リスクの大きさは、その価値を表しているものだと思えば、それだけやりがいが大きい

（正月の宝船“福禄寿について）禄は、財の事です。お金持ちで位も高い人の事を、“禄高と言って表現してきました。お金も位も低い人を“ろくでなしといいますね（笑）

流行──人々が嘲笑しながらも服従する専制君主。

この仕事への情熱から、家族と離れて暮らす道を選んだ

私の言葉は黄金で、心はダイヤモンド、歩く姿は観音様ということに気がつきました

民主主義の眼目は、率直で力を込めた討論である

金メダルも世界記録もすごいと思いません。それより目標を達成した喜びが大きいです

マクドナルドの候補地を探すのは、創造欲が満たされる最も楽しい行為だ。候補地に初めて訪れた時点では、そこには何もない。ただ平地しかなく、誰の役にも立っていない。そこに、我々が店を建て、オペレーターがビジネスを始める。そして、５０人から１００人のスタッフを雇い、ゴミ収集人、造園技師、肉やパンやジャガイモを供給する人々に新しい仕事が生まれる。こうして何もない平地から、１年に１００万ドルを生み出すビジネスができるのだ。それが現実するのを目の当たりにするたびに、非常に喜ばしい気持ちになる

店頭での発注は電子化したけれど、余った過去の伝票は、裏返しでメモ用紙として再利用してもらうことで社員には無駄遣いしない文化を持って貰っている