進むときは進み、退くときは退くというのが、昔からの兵法の常識ではなかったか。ただやみくもに突進し、みずから墓穴を掘った例は、古今東西、いくらでもあったことだ

他人ができることは自分もできる

ドライバーが打てなくなったのは5年ぐらい前です。当時はスイングを直していて、左にいくのを凄く嫌がっていましたから全部右に飛ぶんです。恐怖心が先に出て体が反応するんですね

年齢が上がってくると、刺激がなくなってくるんだよ。自分ひとりでやっていると、なんとなく妥協してしまうところがある。若い連中と一緒にやると刺激になっていい

みんなから愛されるような選手になりたいなと思います

否定するよりも、他のやることを肯定的に言ってみる

あのあたりに落とせばいい、といった安易な感じでショットすることはありませんでした。狙ったポイントになんとしても落とすんだと言う気持ちでプレーしました

毎試合、勝つための準備をしてコースに向かい、いざコースに出たら勝ちに行く。僕を支えてくれているチームスタッフも、同じ気持ちです

気持ち的に凄く落ち込んでいたこともあるし、ドライバーが打てなくなってスランプになった時期もあります

自分を大切にする

試合に勝つことです。メジャーに勝つことです。そしてFedExCupで上位30に入ることです

目的に向かうには難しいこととか邪魔なことも出てくるよ。でも、それを避けていったっていずれは打ち破っていかなきゃいけないことになる。ダメだったらこっち、それもダメだったらあっちっていうんじゃいつまで経ってもダメ。一つの目的に向かっていくのはすごい精神力がいるかもしれないけど、その分、やり遂げたときの達成感も大きいんだよ。だから、困難にぶつかっていく体力や精神力を養っておくことも大事だね