（大関に）強ければなれるし、弱ければなれない

親父という一つのデカイあれがあって、その中で枝のように母親が支えてくれた。それがホントに感謝ですね

相撲は相撲で辛いけど、プロレスはプロレスで辛いものがある

鍛えるというのは、本当に地道な作業の繰り返しです。相撲で言えば四股。365日間、休むことなく左右の足を交互に踏み下ろす。地味、本当に地味です。でも、そんな派手さと無縁の繰り返しこそが、鍛えるということだと思います

気持ちを一定に保つ

同じ負け方したくない

みんな仲間でしたよ。全日本の選手はみんな横綱！って言って可愛がってくれる

いろいろな人に会って話をするのもいいけれども、自分の心ができていないのにいくら話を聞いてもそれ以上のことは吸収できません。相撲取りが心をつくるのは、土俵でしかないんです

負けて得るものより、勝って得ることの方が全然大きい。勝負事はやっぱり勝たなければいけない

黄金の左腕？　野球じゃあるめえし

相撲道しか興味がなかったと言えばそれまでで。ですから、カメラの前でいい顔しようとか、うまく記者さんと連絡系統密にしようとかいうのはまったくなかったですね

競技が終わったら出番はおしまいというものではありません。勝っても負けても相手を敬おうとする姿勢であったり、目上の者に対して礼儀正しく振る舞う礼節であったり、相撲には日本人として誇るべき美しい作法やしきたりが多く残されています。力士はそれを担っているという自覚を持たなきゃいけないし、また、地域の人と交流を持ってそういう文化を普及させていこうという姿勢をもたなければならないと思います