彼ら(全日本プロレスのレスラー達）が何年も苦労して覚えたことを、たったの1〜2年で教えてくれるわけです

人生はこれでいいということはありません。人間は死ぬまで自分との闘いであり勉強なのだと思います

（1986年11月1日、石川県七尾市総合体育館で行われたプロレスデビュー戦）本当にすべてに感謝でした

生きてりゃ、いい時も悪い時もある

まずは、どんな時でも踏ん張らなければいけないと思います。私は弟子たちにも「がんばれ」とはほとんど言いません。無理をして「がんばる」のではなく、信念を貫くために「踏ん張る」です

相撲は相撲で辛いけど、プロレスはプロレスで辛いものがある

地方のように、住んでいる場所でその土地のものを食べることは大切だと思いますね。私は巡業などで地方に行くことも多くありますが、その土地で新鮮な食材を食べられる、それはとても幸せなことですし、自分の体が喜ぶのが判ります。それに何より人の温かさや情深さを感じます。そういうあったかい部分をずっと残していってほしいですね

「もうだめだ」と思った次の瞬間に「もう一歩！」と踏ん張る「耐える精神力」が、何者にも負けない、打ち勝つ力を養う

スポーツであり、伝統であり、文化でもあります。二千年以上も前からあるものですし、国盗りの話でも相撲の勝ち負けで決めるというような話もあるほど人々に根付いてきたものです。これからは，オリンピック種目にもなるでしょうが、スポーツだけでは語れないものが相撲にはありますね

自信は自分でつけていきたい

受け身が怖いんですよね。踏ん張らないで相手に身を任せた方がいい状況でも、僕なんかは固くなっちゃって身体がガチガチなんです

毎日毎日同じことの繰り返し。コツコツ、一つのことを繰り返し続けることです