画家がどれだけ素晴らしいパレットを持っていても意味がない。大事なのは、どんな眼を持っているかなんだ

富は一つの才能であり、貧しさも同様に一つの才能である。金持ちになった貧乏人は、贅沢な貧しさをひけらかすであろう

人間は精神が拡がる時と、閉じこもる時が必ずある。強烈に閉じこもりがちな人ほど逆に広がる時がくる

人生とは、次第に退屈していく道程である。

自分にとっていちばん面白いのは、思いもしないものに出会うことだ。自分の思いを超えたものにめぐり合うことである。何故それが面白いかといえば、そのことで自分が広がっていく快感があるからである

私は天才を自覚している

自分の中にどうしても譲れないものがある。それを守ろうとするから弱くなる。そんなもの、ぶち壊してしまえ！

今やっていることのポジティブなことに集中すること

日本人が何をするにも明確であることが、私にはうらやましい

神の影を描けたとき、私の絵ははじめて完成する。

私には規則や方式は一切ない。裸婦を見る、すると幾千ものちいさな色合いが見えてくる。その中から、生き続けるものを探し出し、そのようにして真新しい色調をキャンバスの上に躍動させるのだ

「何十年も脳の勉強をしてて、そんなことも分からないのかよ」って言ったら（茂木が）「そういうことを訊かれたことがありません」だって。（笑いながら）「お前はバカだ、脳が足りない」