演奏して得たお金はほとんど恵まれない子供や動物愛護のボランティアに寄付しているから、もしピアノで生活できなくなったら、家を売らなくちゃ

モノを作るというのは、そういう多様な面を併せ持った自分を総動員させながらも、本人が意識しているものを剥ぎ取ったところに妙味が出るものなのではないだろうか

自分の置かれている環境を整備しないと、レベルというものは、いとも簡単に下がっていく

一日休むと一日衰えてしまう。筋肉だけではありません。耳も感受性も一緒に退化するんです

ファッションなしに私は生きていけないでしょう

「今日だけかもしれないから、大切に聴いてください」って。良いような悪いようなコメントだなぁと。クラシックって、馴染みのない人にとってはそういうことなんだなぁと。だからこそ、＜オーケストラピクニック＞では、クラシックの取っ付きやすさと取っ付きにくさを両方感じさせることがでいたらと思ったんですよね

醜い皺(しわ)は愚かな思考、理性を欠いた思考、高慢な思考によって刻まれる。

（舞台は）貴重な時間を使ってわざわざ来てくれたお客さんに、『行って良かったな』と満足しながら家路についてほしい

人並み外れた献身というか、そこに注ぎ込むエネルギーが尋常ならざるほどの量でなければ、そう簡単には人を感動させられないと思います

今はもう、日本の音楽界もヨーロッパも情報化の中で揉まれてしまってますからほとんど変わらないですね。レベルの点からいっても私の子供の頃とは全く違う世界になってしまっています

人は、欲望の強さの分だけ小さくなり、大志の大きさの分だけ偉大になる。

辛いことがあっても私は負けなかった。いつかはこの状況から抜け出せる日が来ると信じていたから