名言
一度崇め奉った相手を人は決して許すことができない。
世にも繊細なあの讃美という鎖を断ち切ろうと待ち構えている。
しかもそれが傲慢から出たことではなく己を取り戻したい、
自由になりたい、
自己自身でありたいという切望のためなのだ。
この切望を、
人は不正手段による他、
満たす手段がない
シオラン