幸福感に乏しい人たちにとって、毎回がファーストタイム（初体験）なの。幸せは決して習慣にはならないから

努力ってのは宝くじみたいなものだよ。買っても当たるかどうかはわからないけど、買わなきゃ当たらない

どんな条件を背負ってる人でもいい。好きな人のために一生懸命になれる人間になってください

現場に入ると、気持ちが粂八になるんです

２７歳でスカウトされた翌年、木下恵介監督の『善魔』で主役デビューをしました。演技経験ゼロの素人でしたから、撮影は本当に大変でした。当然、ＮＧ連発なわけです。が、監督は絶対に妥協しない。納得いくまで何回でも撮りなおすんです。ワンカット撮るのに８０００フィートのフィルムを使うという意味で「三國８０００」などといわれ、参りましたね

戦後の日本はすべてがモノとカネに結びついてきた。そこが変わらないとな

印象に残ってんのはね〜、あの〜、ふふふっ、ダウンタウンの2人がですね、食中毒をおこしたとかいう

最初からいきなり正解を当てにいこうとするからわかんなくなるんだよ。正解じゃなくてもいいと思って出かけるんだよ。そのための努力をしたら、あとはなんとかなるわって思うしかない。人生は自分で作っていくものだけど、無理矢理作るものじゃないっていうか。流れに乗ることが大事なんじゃないかな

どんな名作でも忘れられていく。むなしさはあっても、絶対に気を抜かない。全力を尽くさないと、嫌なんだなあ

（1973年、母の反対を押し切っての結婚について）名前が変わらないとダメなんだということを強く思ってたので、名前が変わるってことは人間に戻るっていうことなのかもしれない。そんな気がして、それで強行

ともかく正義は悪である、というのが私が戦争体験から得た教訓

36歳だって、12歳から17歳ぐらいの男の子が口笛を吹いてくれるうちは、まだまだすてたものじゃないわ