名言大学

お金も時間もない人は、
福祉に対する理解を示し、
実際に活動をしている人に拍手を送るだけで十分。
それでもう立派な福祉家なんです。
福祉ってそういうもんです

お金がない人は時間を寄付すればいい

特にお金がないと見栄えのいい福祉はできません

福祉をやるには確かに時間とお金がかかる

ああ、
偽善で売名ですよ。
偽善のために今まで数十億を自腹で使ってきたんです。
私のことをそういうふうにおっしゃる方々もぜひ自腹で数十億出して名前を売ったらいいですよ

ぼくは根が単純なのかもしれないけれど、
「やろうか、
どうしようか」と悩むことがないんですよ

一度しかない人生、
小さくまとまってしまったらつまらない

人生で自分が出会えることは無限にあるわけではないんですから、
何かの縁で出会ったことや人に対して、
真心を持って接するのです

たまたま出会うチャンスがあったものとの縁を大事にすることが大切です

金は社会を回していくためのものであって、
自分のものにするものではありません

金儲けなんていうのはしょせん、
自分の欲なんですから、
小さな話です

金儲けをすることがスケールの大きいことだと勘違いしている輩もいます

思ったことは、
やるしかない。
やると口にしたら、
絶対やる。
火の玉のようにやる。
あいまいなこと、......

ベトナムの孤児院にお菓子とおもちゃを持って行ったときの話です。
一人の少女がお菓子を食べずにじっと私を見つめていた。
そして「お父さんとお母さんが欲しい」と言ったのです。
そのときショックを受けました。
お菓子やおもちゃを喜ぶだろうと考えていた自分を恥じましたね。
そんなおためごかしではダメなんです。......

福祉活動は人に認められようと思ってすることでもないし、
自慢することでもない。
だいたい、
自分でもやった端から忘れていきます

日本の社会は、
もっと女性が前面に出られるようにならなきゃいけませんよ

なぜ男と女がいるのか。
互いに持っているもの、
持っていないものを補完し合えるから、
いいバランスになるんです

人間の幸せというのは、
やすらぎを共有できる人を持つことにある。
結局は人との心の結びつきだと、
ぼくは思いますね

できれば若いときから海外に行き、
観光コースではないところを見て、
日本のぬるま湯のような環境が当たり前ではないということを知るといいでしょう。
視野が広がります

姿勢を正して話を聞かなければ、
物事が入っていかない

「善行は轍迹(てっせき)なし」、
足跡を残さないようにひっそりやるのがいいんです

自分の口が言ったからにはやらなきゃいけない。
約束したことは、
反故(ほご)にできないんですよ。
言ったらやるしかない。
それが約束というものでしょう

孤児である彼らの心の空白は、
金や物では埋められない。
親と呼べる存在がいるという安らぎでしか満たされない。
だったら自分が親になろう、
そう決心しました

震災だって、
津波だって、
原発の事故だって突如として起きうるわけで、
病気も含めて必ず人は死ぬんです

日本人の多くが「いつまでも死なないし、
平和は続く」と思い込んでいるからなんじゃないかな。
でもそんなことはありえない

「教育というのは学校がしてくれるものでしょう」と、
すべて学校の先生のせいにするようになってしまった

家は、
まず一番の教育の場です。
人間として社会に出てやっていいこと悪いこと、
行儀を教えて、
大人になったときに恥ずかしくないように、
社会に適応できるようにしてあげなきゃいけない。......

一時期は、
「福祉病という病気にかかってしまったんです」と説明していました。
この病気は治らないけど、
人に感染することもない。
「まあ、
病気ですから、......

社会奉仕の活動は自分としては、
特に目的や理由があってやっているわけではないんです。
気がついたら動いているのだから、
もう「性(さが)」のようなもの

いつまでもおじいちゃんが刀を振っていてもしゃあないから。
探したんだけど出てこなかった。
育てたいよね

みなさんの決死の覚悟のおかげで今の日本がある。
自分もいつでも作業を手伝いたい

職員が仕事に誇りとやりがいを持てるよう、
それぞれの犯罪傾向に対する専門官を育て、
刑務所が ただ刑期を終えるための場所ではなく、
再犯をさせないように矯正する施設になるようにしていかなければならない

人間も動物も成長するまでは大人の責任がつきまとう。
私自身、
受賞をきっかけにこのことをもう一度考えてみたい

足長おじさんじゃない。
健康面、
学校、
すべてを自分の子供と同じように

人間って嫌なことがあると逃げるでしょ。
1回逃げると次の嫌なことからもまた逃げる。
その結果ずっと逃げ続ける人生を送ることになる。
そういう人間にはなって欲しくない

苦しいことを一つ乗り越えれば、
その後のどんなに苦しいことでも乗り越えていけるようになれる。
何があっても生きていけるという自信がつく

ボクが君たちの父親になる

1億3千万人が売名でいいから、
被災者に心を寄せてください

売名行為ですか?
と、
これまで嫌というほど聞かされてきました。
もう反論する気もないけど、
やったほうがいいんです

育てている私としては、
やっぱりその木が育って、
棄っぱが勢いよく青々となり、
やがて小さくても大輪でも花を咲かせ、
実がなってほしい。
その木に花も実もある一生を送らせたい。......

木々を育てるというのは、
一筋縄ではいかないものです。
どうして同じ時期に植えた木が、
一方は枯れて、
一方はすくすく育つのか。
植え方が悪かったのか。......

はじめて訪れる人はきまって「なんでこんなところに家を建てたんですか。
ふつう、
芸能人の別荘っていったら、
軽井沢とか箱根でしょう」と言います。
そこへ年に何回か行って、
自然に還るという暮らしをこれまてずっと続けてきました

二〇年ほど前に、
青森の人里離れた山奥に一軒の家を建てました。
三方を川に囲まれ、
まわりには何もなく、
冬は深い雪に埋もれる地。
東京からはちょっとした外国に行くくらいの時間がかかる。......

本気を出したときに受けとめてくれる人や環境があってこそ、
大きく伸びることかできるのです。
私にとって、
長谷川一夫先生はその一人でした

振り返ってみれば、
若い頃の私は本当に恵まれていました。
なぜなら、
芝居に本気で取り組む私をしっかりと受けとめてくれる人がいたから

口当たりのよい言葉で人におもねり、
媚びることはひとときの快をもたらすかもしれませんが、
それはけっして長続きしない。
私はそう考えて、
この五〇年間を生きてきました

誰にだって欲がある。
しかし、
欲を抱けばきりがない。
私は欲の蟻地獄へは嵌りたくないと思って生きてきました。
私が大事にしてきたのは、
人の思い

億万長者になっても総理大臣になっても最後は死ぬ。
人も自分もすこしでも長く生きたい、
生きさせたいと思うのならば、
何でガンをはじめ難病克服のための研究にお金を投じないのか。
何で自分が死んだあとに札束を残したいのか。
私にはまったく理解できません

結局、
ベッドは一つ、
胃袋は一つです

自分で稼いで自分で使うのももちろんいいですが、
自分一人ではきっと使い切れないのではないか

杉 良太郎(すぎ りょうたろう、1944年(昭和19年)8月14日 - )は、日本の俳優、歌手、慈善家。元財団法人日本・ベトナム文化友好協会理事長。