私は声を上げます。声高に叫ぶためではありません。「声なき人たち」の声を届けるためです

私たちは沈黙させられてから初めて声を上げることの大切さに気づきます

過激派は本とペンを恐れます。教育の力は彼らをおびえさせます。彼らは女性が怖いのです。女性の声の力が彼らをおびえさせるのです

もし一人の男がすべてを破壊できるのであれば、ひとりの少女がそれを変えられない理由はありますか？

1人の子ども、1人の教師、1冊の本、1本のペン、それで世界は変えられます

母はいつも私にこう言いました、「顔を隠しなさい。みんなが見てるから」私はこう言い返します、「関係ないわ。私だってみんなを見ているから」

私はこんなシーンを頻繁に、そして鮮明に想像します。もし彼らが私を殺しにやってきたとしても、私は彼らの行いが間違っていると告げるでしょう。教育は私たちの根本的な権利だと

何千もの書物を読み、私は知識で力をつけます。ペンと本はテロリズムに打ち勝つ武器です

私は自分にこう言い聞かせました、「マララ、あなたはすでに死に直面しました。これはあなたの第二の人生です。恐れてはなりません。臆病になれば、前に進むことができなくなってしまいます」

タリバンに復讐したいとは思いません。私はタリバンの息子や娘たちに教育を受けさせてあげたいのです

かつて、女性の活動家たちが、女性の権利の為に立ち上がってほしいと男性たちにお願いしていた時代がありました。しかし今回は、私たち自身の手でそれを行うのです。女性の権利のために活動するのを止めろ、と男性に言っているのではありません。女性が自立して、自らの力で闘うことに焦点を当てたいのです

私の人生は常に危険にさらされていると思います。その状況を恐れる人もいれば、前に進めない人もいるでしょう。しかし目標を達成するためには進むしかありません。動かなければなりません・・。私たちはパキスタンのスワートで残忍な状況を目撃してきました。いまさら恐れることはありません