虚栄心はなかなか死なない。執念の強い場合には、人間よりも長命のときもある。

あらゆる男は、命をもらった死である。もらった命に名誉を与えること。それだけが、男にとって宿命と名づけられる。

人が悪くなくなればいいのにという。そして、何々が悪だと決めつける。けれども、そうだろうか。悪は必ず存在する。なぜならば、私たちに自由があるからだ。この自由があるから、同時に悪は存在し得るのだ。自由がないのならば、そこは単に平坦な世界であり、善も悪も存在し得ないことになる。しかし今、悪があるからといって、悪いものがあるわけではない。もし、悪があるというのなら、それは私たちの意志なのだ。私たちの意志こそ悪であり得るのだ

決して壊れない信仰はない。真に信心深い犬の信仰を除いて。

人は幸せである限り、多くの友人を持つことができるが、雲行きが悪くなれば孤独に陥るだろう。

個人の自由も次の点では制限されなければならない。すなわち、他の人達に迷惑をかけてはならない。

貧しくして諂(へつら)うこと無く、富みて驕ること無し

一人の静かな時間は、人を育てる。人とコミュニケーションをする中でももちろん人間性は養われるが、一人きりになって静かに自・・

創造の過程では、被創造物はもう創造者のものではない。実は熟したら自然に木から落ちるものだ。

人の本当の価値というのはその人自身から見出すことはできない。それは周囲の人々の表情や雰囲気の中にありありと浮かびあがってくるものだ

偏見というのは一般愚民の王である

何のために勉強するのか。それは人が、生き生きと生きていく道のためだと思います。