自分に害意がないからといって、誰でも彼でも信用してはいけない。鹿はいつも心やさしいが、牙を持つ野獣は餌と見る。

もし、友人が陰でしゃべっていることをお互いに知ったら、友情はほとんど保たれない

“自制の効用は、列車におけるブレーキの効用に似ている。間違った方向に進んでいると気づいた時には役に立つが方向が正しい時は、害になるばかりである

人間を判断するのに、その人の偉大な特質によるべきでではなく、（その人が）それをどのように運用するかを見るべきである。

改革は悪弊の是正であり、革命は権力の譲渡である。

中間を行くのが、もっとも安全だ。

教養とは「何が大事で何が大事でないか」という価値判断、「絶対いる」「あったらいい」「端的になくていい」「絶対あってはならない」というのを即断せずに持続させるのに必要な「知性の体力」である

ローマ人は、頭脳でギリシャ人に劣り、技術でエトルリア人に劣り、経済力でカルタゴ人に劣るといわれた。それなのに彼らに勝て・・

目の前に咲きこぼれる、あざやかな花々の名を、どれだけ知っているだろう？　何を知っているだろう？　何のたくらむところなく・・

無知であると思わせるのは、時として最大の英知である。

総(すべ)て事業をなすには、ぜひとも天意に従う敬虔(けいけん)な心を堅持することが肝要である。功を人に誇示し、自分の存・・

雨だれも、ついには石をうがつ。