名言大学

千里の旅も一歩より始まる。

小を重んじ小を貴ぶ。

富貴(ふうき)にして驕(おご)れば、
自らその咎(とが)を遺(のこ)す。

知恵深き人は(戦に)勝っても喜ぶことをしない。
戦勝を喜ぶことは殺人を喜ぶことを意味する。

葉は落ち 根に帰る

天下みな美の美たるを知るも、
これ悪のみ。
みな善の善たるを知るも不善のみ。

殺人を喜ぶような人は、
人生の目的に達することはできない。

千里の道も一歩より始まる。

より良い人間関係を作り、
人生を幸せに生きていくために必要な三つの条件は、
第一に人を愛する気持ちを持つこと、
第二に控えめ・・

自己の教師を尊敬しない者や、
自己の活動の対象である人間を愛さない者は、
たとえいかに利口であっても過(あやま)りに落ちて・・

強い人間になりたいと思ったら、
水の如(ごと)くでなければならぬ。
障害物がなければ水は流れる。
堰(せき)があれば水はとど・・

自分だけをよしとしたら、
かえって人から無視される。
自分は偉いと自慢したら、
人からのけものにされる。

不言の教えを行う。

真実なる言葉は快くない。
快い言葉は真実ではない。

人は地に法(のっと)り、
地は天に法り、
天は道に法り、
道は自然に法る。

小を大とし少を多とす。

大器晩成──大方(たいほう)は隅(くま)無く、
大器は晩成す。

知らざるを知るは上(じょう)なり、
知らずして知れりとするは病(やまい)なり。

兵強ければすなわち滅び、
木強ければすなわち折れる。

禁令や制限を国が持てば持つほど、
それだけいっそう国民は貧しくなる。
法律や規定が公布されればされるほど、
それだけ泥棒や盗・・

命名は、
個々のものすべての起源である。

現実を現実として、
あるがままに受け入れなさい。
物事をそれが進みたいように、
自然に前に流れさせてやりなさい。

あきらめるが勝ちである。

善者は弁ならず、
弁者は善ならず。

この上なく柔らかいものは、
この上なく堅いものを、
思いのまま動かすことができる。
なぜなら、
形のないものは、
隙間のない所に・・

認識する者は語らず、
語る者は認識しない。

禍(わざわい)は福のよる所、
福は禍の伏する所。

天下を治むるには、
常に無為(むい)をもってす。

弱の強に勝ち、
柔の剛に勝つは、
天下知らざる莫(な)きも、
能(よ)く行うこと莫し。

真実の言葉は美しくなく、
美しい言葉は真実はでない。

大道(だいどう)廃(すた)れて仁義あり

(※水は)四角の器(うつわ)に入れれば四角になるし、
円い器に入れれば円くなる。
このように謙譲であるために、
水は何よりも・・

千里の行(こう)も足下(そっか)に始まる。

取らんと欲する者は先ず与えよ。

優しくなりなさい。
そうすれば勇敢になれる。
つつましくなりなさい。
そうすれば広い心を持てる。
人の前を行かないようにしなさ・・

軽諾は必ず信(しん)寡(すく)なく、
易(やす)しとすること多ければ必ず難(かた)きこと多し。

あるのは、
やり方ではなく、
あり方だ。

人を知る者は智なり、
自らを知る者は明なり。
人に勝つ者は力有り、
自らに勝つ者は強し。

善い人間は善く扱い、
善くない人間もまた、
私は善く扱う。
徳とは善である。
誠実な人間は誠実に扱い、
誠実でない人間もまた、......

足るを知る者は富む。

戦いに勝ちては、
喪礼(もれい)を以(も)って之(これ)に処(お)る。

すべてのものの中で、
もっとも柔らかいものは、
もっとも堅いものを打ち負かすことができる。
なぜなら、
形の無いものは隙間の無・・

白雁は白くなるために、
水浴びする必要はありません。
あなたも自分自身でいること以外に、
何もする必要はありません。

智者学者にあらず、
学者智者にあらず。

牝(めす)はつねに静かなるを以(もっ)て牡(おす)に勝ち、
静かなるを以て下ることをなす。

人に勝つ者は力有り、
自らに勝つ者は強し。

困難なことは、
それがまだ易しいうちに始めなさい。
偉大なことは、
それがまだ小さなうちにやりなさい。
世界中の困難な問題も、
・・

この世は無為(むい)である。
人為(じんい)をやめ自然に任せるしかない

小事を軽んずる勿(なか)れ

敢(あ)えて主(あるじ)とならずして客となる。

老子(ろうし)は、中国春秋時代における哲学者である。諸子百家のうちの道家は彼の思想を基礎とするものであり、また、後に生まれた道教は彼を始祖に置く。「老子」の呼び名は「偉大な人物」を意味する尊称と考えられている。書物『老子』(またの名を『老子道徳経』)を書いたとされるがその履歴については不明な部分が多く、実在が疑問視されたり、生きた時代について激しい議論が行われたりする。道教のほとんどの宗派にて老子は神格として崇拝され、三清の一人である太上老君の神名を持つ。