名言大学

孤独とはただ一人と云うことではない、
孤独とは常に汝の愛し信ずる者と共にあることだ

只自分に対する絶望のみが道をひらく、
その他に手はない

愛とか、
夢とか妙なことをいうやつは嫌いです。
何のことやらわからんからです

人間は糞と小便の間から生まれる

女性はお化粧、
男性は抽象

これ(一千一秒物語)以降の作は、
すべて脚注である

僕は数学者の魂を尊敬している

悲しまなくては精神的発育は止まる

生死などは何でもない、
つまらない事柄なのだ。
ただ、
生きていく態度が重要なのだ

花を愛するのに植物学は不要である。
昆虫に対してもその通り。
天体にあってはいっそうその通りではなかろうか?

(火事で家のものが全部焼けてしまった時の名言)自分の書いた文章を引用したかったら、
また自分でつくればいい

『木幡はいと怖ろしき山』(枕草子)成程その頃は、
盗賊以外にさまよう霊があった。
然し、
たとえば月光を触媒として感知されてであろう在りし日の名残りも、
ずっと昔に分裂し、
光と振動の中に溶解してしまった

曾(かつ)てこの辺にはびこっていた精霊たちは、
いまは昇華し尽くして、
宇治全体が『影を喪失した大いなる影』になっている。
紅い靄(もや)の上方に『藤原氏の白い月』が残っている明方などには、
いっそうそのことが思われるのである

近頃の文士はなんですか、
食いものや男女間の感情におぼれてばかり。
文化人と称する連中も千代紙細工かニセモノづくし。
文明がありません

男には冒険とオモチャが必要なんです

稲垣 足穂(いながき たるほ、1900年12月26日 - 1977年10月25日)は、日本の小説家。