名言大学

あれほど多くの星の中で、
早朝の食事のこの香り高いひと椀を、
僕らのために用意してくれる星は、
ただ一つこの地球しか存在しな・・

サンテグジュペリ

デザイナーが自分の作品を完璧だと思うのは、
付け加えるものが何もなくなったときではない。
取り去るものが何もなくなったとき・・

サンテグジュペリ

人を愛することの本質は、
互いに相手を見ることではなく、
共に同じ方向を見る中にあるのだ。

本当の書物とは網のようなもので、
言葉がその網の目の一つ一つを作っているのである。
網の目がどのようにできているかは、
どう・・

サンテグジュペリ

私が疑うことのできぬ唯一の勝利は、
種子の力の中に宿る勝利だ。
黒い大地の中に蒔かれた種子は、
すでにして勝者だ。
しかし、
小・・

サンテグジュペリ

真の意味でぼくを豊かにしてくれたのは、
ぼくが受け取ったものより多くのものを与えた場合だけだった、
ということを認めなけれ・・

サンテグジュペリ

船を造りたかったら、
人に木を集めてくるように促したり、
作業や任務を割り振ることをせず、
果てしなく続く広大な海を慕うこと・・

サンテグジュペリ

過去とは成就された全体、
かつて未来としてあったものを乗り越えた全体であろう。

サンテグジュペリ

心で見なくちゃ、
ものごとはよく見えないってことさ。
肝心なことは、
目には見えないんだよ。

サンテグジュペリ

人間であるとは、
まさに責任を持つことだ。
自分には関係がないような悲惨を前にして、
恥を知ることだ。

重要なのは自分の生きるよすがとなったものが、
どこかに残っているということだ。
さまざまな慣習でもいい。
家族の祝いごとでも・・

人間は、
自分がすでに自分の内にいだいている世界にしか気づかぬものである。

人間たちはもう時間がなくなりすぎて、
ほんとうには、
なにも知ることができないでいる。
なにもかもできあがった品を、
店で買う・・

なごやかにほほえみながら、
見つめあう。
それは、
牢獄から解放されて、
大海原の広さに目を見張る囚人に似ている。

サンテグジュペリ

人にとって最も必要なことは、
ついに「存在する」ことであり、
存在の豊かさの内に死ぬなら、
獲得とか所有とかは問題になるはず・・

生命というものは、
その時々の状態によって説明されるものではない。
その歩みによって説明されるものだ。

犠牲とは、
お前をなにものからも切断することなく、
逆にお前を富ますものだ。

サンテグジュペリ

愛と所有の陶酔とを混同してはならない。
所有の陶酔は最悪の苦しみを伴う。

愛とはなによりもまず、
沈黙のなかで耳を傾けることである。

星が空で光っているのは、
皆がいつか、
自分の星を見つけて帰ってくるためなのかなぁ。

サンテグジュペリ

人間は充実を求めているのであって、
幸福を求めているのではない。

歩みだけが重要である。
歩みこそ、
持続するものであって、
目的地ではないからである。

真の贅沢というものは、
ただ一つしかない。
それは人間関係の贅沢だ。

一度犯した失敗は今後もう起こりにくいので、
この先、
失敗する可能性はひとつ減ったことになる。

ものごとの意味は、
それ自身に内在するのではなく、
ものごとに対する我々の姿勢のなかにある

サンテグジュペリ

私は私自身の証人である。

サンテグジュペリ

少年は生活に直面することを恐れない。
嫉妬、
裁判、
人生の悲しさ、
これらがすべて苦にならない。

人生には解決策などない。
あるのはただ、
前進してゆく力だけだ。
その力を創造しなければならない。
そうすれば解決策などひとり・・

心を高揚させる勝利もあれば、
堕落させる勝利もある。
心を打ちひしぐ敗北もあれば、
目覚めさせる敗北もある。

サンテグジュペリ

秩序とは、
生命の結果であって、
その原因ではない。
秩序とは、
ある強力なる都市のしるしではあるが、
その起源ではない。......

他人を裁くより自分を裁く方がずっと難しい。

サンテグジュペリ

征服とは、
おまえの内部に、
おまえを通して、
おまえ自身を築きあげることである。

サンテグジュペリ

僕にあっては飛行機は自分を創り上げる手段だ。
農夫が鋤(すき)を用いて田畑を耕すように、
僕は飛行機を用いて自分を耕すのだ。

サンテグジュペリ

僕がこんなに、
あのバラのことが気になるのは、
バラが僕のことを愛してくれたからじゃない。
僕が、
バラのことをたくさん世話し・・

人類が最後にかかるのは、
希望という病気である。

問題はただ一つ、
効果があるかどうかだ。

サンテグジュペリ

一滴の水が、
どうして己を大河と知るであろうか?
 だが大河は流れているのだ。
樹木を作る細胞の一つ一つが、
どうして己を樹木・・

サンテグジュペリ

愛とは、
互いに見つめ合うことではない。
ふたりが同じ方向を見つめることである。

子どもたちは、
ぼろきれのお人形に時間を費やす。
だからそのお人形はとっても大事なものになる。
それで、
とりあげられると泣く・・

人間はね、
急行列車で走りまわっているけれど、
何を探しているのか自分でもわかっていない。

僕ら人間について、
大地が万巻の書より多くを教える。
理由は、
大地が人間に抵抗するがためだ。

救いは一歩踏み出すことだ。
さらにもう一歩。
そして、
たえずその同じ一歩を繰り返すことだ。

サンテグジュペリ

大地を耕す事を通じて農夫は少しずつ自然のあらゆる秘密を引き出す。
その鍬によって掘り出した真実は普遍的です。

サンテグジュペリ

生命力のあるものは、
生きるために、
創造するために、
自らの法律を生活するために、
あらゆるものをけちらかすものなのだ。
それ・・

おとなは、
だれも、
はじめは子供だった。
しかし、
そのことを忘れずにいるおとなは、
いくらもいない。......

サンテグジュペリ

生きる、
ということは徐々に生まれることである。

サンテグジュペリ

君が君のバラのために失った時間こそが、
君のバラをかけがえのないものにしているんだよ。

人間は真理を発見するのではない。
人間は真理を創造するのだ。

みんなぼくを信頼してくれているのだ。
もし歩かないとしたら、
ぼくはならず者だ。

サンテグジュペリ

努めなければならないのは、
自分を完成することだ。
試みなければならないのは、
山野の間にぽつりぽつりと光っているあの灯火た・・

サンテグジュペリ

アントワーヌ・マリー・ジャン=バティスト・ロジェ・ド・サン=テグジュペリ(Antoine Marie Jean-Baptiste Roger, comte de Saint-Exupry、1900年6月29日 - 1944年7月31日)は、フランスの作家、操縦士。郵便輸送のためのパイロットとして、欧州-南米間の飛行航路開拓などにも携わった。読者からはSaint-Exupryを略したSaint-Exから「サンテックス」の愛称で親しまれる。