1点とられたら交代だったけどな

一人前になるにはとにかく時間がかかる。俺がよく行く銀座の「天一」という天ぷら屋じゃ、客前で天ぷらを揚げられるようになるまで２０年といっていたが、ものをつくるっていうのは、なんだってそれくらいかかるのが当たり前なんだ。その辛抱ができないようじゃ、どの世界でも一流なんかになれっこない

今、芽の出ていない人も諦める必要はない

自分の形を崩さなくてもよいのですが、世の中もスポーツの世界も変わっているのです。もっと頭を柔軟にして、どう選手たちと向き合うかを考えなければなりません

サッカー観は選手によって違います

プロ野球選手となったあとも、無茶な努力はしなかった。怪我をしたら意味がないからだ。無茶な練習の代わりに、23年間、毎日毎日「50回のシャドウピッチング」を必ず続けた。時間にしてみれば1日10分とか15分

これまでの経験を生かし、若手にアドバイスをすることは、お世話になったドラゴンズへの恩返しである

そして、それを可能にしているのが、「練習で三割できれば試合で八割できる。五割できれば十割できる」という私の信念だ

プロ野球において、打率とか打点とか防御率とか・・・・もちろん個人の数字は大切です。でも、それを一番にしていたら強いチームは作れない

生きていく理由もないけど、さしあたって死んでいく理由もない

柔道は相手への敬意を養う。単なるスポーツではなく、哲学でもあると思うのです

トレーニング理論なんかはアメリカの方が進んでいると思います