祈りで何が大切かというと、それはまず「信じること」である。信じることはむずかしい。疑うのは簡単だ。誰にだってできる。頭をつかう必要もないし、修練が必要なわけでもない。でも疑いを捨てて信じるには、強い意志と気力が必要だ。それができたとき、祈りは通じる

不満は不安の表れである。不満が国中に広がることは、少しも悪いことではない。むしろそこには希望の光がある。現状に甘んじている限り、人はそこから抜け出そうとしないものだから

自己を捨てて神に走るものは神の奴隷である

死に近き母に添寝(そいね)のしんしんと　遠田(とおだ)のかはず天に聞(きこ)ゆる

人生を最も偉大に使う使い方というのは、人生が終わってもまだ続くような何ものかのために、人生を使うことである

寛容とは何か。それは人間愛の所有である。我々はすべて弱さと過ちから作られているのだ。我々の愚かさを許し合おう。これが自然の第一の掟である

人生の旅をするのに有用な路銀は、一つの偉大な義務と、いくつかの誠実な愛情である。

本を閉じて、目を瞑（つむ）る。おやすみなさい。すると、暗闇が音のない音楽のようにやってくる。

一度は生きなければならない。それが第一の掟で、一度だけ生きることが許される。それが第二の掟だ。

幸福を語ることが、すでに何か不道徳なことであるかのように感じられるほど、今の世の中は幸福に満ちているのではあるまいか

私が満足するのに必要なものはごくわずかである。１日２回の美味しい食事、タバコ、私の関心をひく本、少々の著述を毎日。これ・・

必要な時には、恐れずに大きく踏み出しなさい。大きな割れ目を、二回の小さなジャンプで越えることはできないのだから。