運・不運はナイフのようなものだ。その刃を握るか、柄を握るかで、我々を傷つけたり、我々の役に立ったりする。

幸福は常に外に現はれる。単に内面的なことであるといふやうな幸福は真の幸福ではない

ナポレオンは、夜3時間しか眠らなかった。彼に成し得られる努力が、自分に成し得られぬはずがない

友情は永続的なものの感情を与え、恋愛は永遠的なものの感情を与える。しかし、両者とも後に残るのものはエゴイズムだけである。

われ外出するとき、路上多くの貧人に逢うが、彼らはみなあくせくして政府に税金を納めている。われは却って為すことなく安泰に生活している。これ実に痛心の至りである

洗練された眼差しは、細やかで鋭敏な感性に他ならない

よりよく生きる道を探し続けることが、最高の人生を生きることだ

平和への道はない。平和こそが道なのだ

ブルジョワ経済学は神学者が悪の起源を原罪によって説明するのと同様に、説明すべきもの、私有財産、所有欲、労働、資本、土地所有といったものを歴史上の事実として前提にしてしまう

思考は、忘れ去られたとき、一体どこへ行くのか？

窮するもまた楽しみ、通ずるもまた楽しむ。楽しむ所は窮通に非(あら)ざるなり。

やることが山のようにある時でないと、怠惰を心から楽しむことは無理である。