名言
私は毎年十回以上海外旅行をしますが、
そのたびに寸暇を惜しんで建築物を見に行きます。
パリのルーブル美術館やサント・シャペルなど、
もう何度訪れたかわかりません。
日本にいるときは、
同じように東大寺や法隆寺に何度も通っています。
なぜそんなことをするかというと、
それら先人の作品を間近に見ることで、
「まだまだ自分は足元にも及ばない」
という謙虚な気持ちになり、
同時に「自分にはやることがたくさん残されている」
「いつかこれを超えるものを創りたい」
という気力がみなぎってくるからです
安藤忠雄