もっと世界に挑戦してほしい。世界という舞台で戦うことは、つらさ以上に、自分自身だけが感じる喜びがあるんだよ

（不妊治療を）心が折れずに治療を続けられたのは、そのときに対して全力を注げていたからじゃないかな

むしろ本気を出してくれないと、やる気が出ない

どれだけ上手くなったとしても、うまくなる余地は常にある。それが面白いところだね

（得意なプレーは？）そういうのは、自分としては特別にはないです

ただ、時間的な限界は感じる。43歳の自分にはもう上手くなるための時間がない。自分は天才でも何でもないから、時間を要して上手くなっていく

今や理屈の多いゴルフ界で、プロの世界はそんなもんじゃないと、そういうことをまざまざと見させていただいた

僕は大会までの一週間、毎日オーガスタを回った。それまでに経験したどのコースよりも難しかった。距離があるので長いクラブを使うしかないが、それで非常に狭いエリアを狙うことを要求される

がんに冒された僕がいうから説得力があると思うが、がんは早期発見、早期治療が大事

成功する前には、必ずつらい時やスランプがある。それだから、新しいことを学んだり覚えたりできるんだ

一位で終わるためには、何度も何度も二位を続けていなければならない

ちょうど50歳の誕生日がくる直前に、シニアツアー（現・チャンピオンズ・ツアー）に出る資格があるよと言われて、だったら出てみようかなという軽い気持ちでツアー参戦したんだ。それからもう13年過ぎているんだけど、そんなに長く戦っているという意識はないなぁ。毎日、自分のゴルフが出来たか出来なかったかの繰り返し・・・・よーし、明日はこういうショットをしようとか、こういうゲームをしていこうとか、そういう気持ちでやっているからね