柔道でも総合格闘技でも、やはり練習ですよ。練習こそが、不安を取り除き、心の隙間を埋めて、自信を生み出す一番の方法なんです

通っていた学校がカトリック系だったこともあり、若い頃からボランティア精神を教えられていたので、以前から社会貢献への意識は強かったですね。「自分がよい演技をして、少しでも人に楽しみや勇気を与えることができたら」と思いながら、演技をしてきました

いろいろ考えすぎても絶対駄目だと思う。いい演技をしたときは考えすぎていない

僕は、『あと5年もある』と思っている。5年後は、確実にいまとは違う体操ができる。予想もつかない5年後の自分が楽しみ

コスチュームはユダシュキンに頼んでいる。良いチームであると思うよ

実はカーリングしている時よりも、主婦業の方が大変なんです（笑）

（学校生活は）スポーツをやっているという共通点があるからか、初めての人でも普通に話せます。いろんな考えの人がいて日々、勉強になっています

夢は見るものではなく叶えるもの

条件の違う４大会で３人を選ぶというのは初めから決まっていることなので、選手はレースに合わせてがんばるしかない。それだけです。とにかく、レースに向けて最大限の力を発揮することを考えないと力は出せないと思うんです。決められた大会で実力を出すこと。厳しいようですが、選手にはそれしかありません

僕が小さかったころには、悪さはしても、人間味のある親分肌のガキ大将がいたものです。そういう昔ながらの子供の関係みたいなものを、この道場はもう一度つくれる場にしたい

正直言うと、今は競技でお腹いっぱいなんです。バルセロナのグランプリファイナルの様子を見ましたが、あの雰囲気に溶け込む準備は今のところできていません。お腹を減らさないとです

病気になったからこそ分かること、考えさせられること学んだことが本当にたくさんありました