死んでも五代の築いた大阪は残る

常に恥とは何かを知り、人に負けない様に強い気を持ち、どんなときでも権力に盲従してはならない

人の上に立つ対象となるべき人間の一言は、深き思慮をもってなすべきだ。軽率なことは言ってはならぬ

凡そ二つ一つの場合に、早く死ぬかたに片付くばかりなり。別に仔細なし。胸すわりて進むなり

書物を読むばかりでは兵法の道に達することはできない。この書に書き付けたことを、自分自身のこととして、ただ書物を見るとか、習うとか思わず、物真似をするというのではなく、すなわち、自身の心の中から見出した道理とするよう、常にその身になって、よくよく工夫しなければならない

仁に過ぐれば弱くなる。義に過ぐれば固くなる。礼に過ぐれば諂（へつらい）となる。智に過ぐれば嘘を吐く。信に過ぐれば損をする

放っておけ。それより書いてある内容が見たい。予のためになるものもあるだろう

自ら労して自ら食うは、人生独立の本源なり

事業は、我がためより、他のためから、出発せよ

貴となく、賤となく、少となく、悟りても死、迷うても死

立身出世は孝の終り

時は今、天が下知る五月哉