実力以上のものを発揮しないと世界では戦えない。みんなの力を引き出しつつ、私がフィニッシュできるよう戦う

（樹木希林さんは病気の事を）言わないからね。強い女性ですから

浮いてたって構わない。自分で決めて、人には押し付けない

昔の小説はむしろ、約束事ばかりです。約束事がどんなものかを知らないことには、それを破ることもできない。だから約束事は知っておいたほうがいい。新しいことをしようとただ思っているだけではめちゃくちゃになってしまうんでね

私が患った慢性骨髄性白血病は当時、急性骨髄性白血病と違って化学療法は効果がなく、「白血病の中でも最もやっかいな病気」として移植しかないと言われました。延命だけで、回復は無理だと。当時、医師が「骨髄移植は夢のような治療の段階です、日本では」と言ったのをはっきり覚えています。別の医師は「野蛮な治療」だと。確かに、それは今でも当たっていますけどね。家族も「なすすべはない」と一時、覚悟を決めていたようです

足が斜めになってるやんか！サイアク！

同じお金を払うんだったら「そっちのほうがいいですよ」っていうのを教えてもらった

世界のトップ選手がいる五輪なので、精神的には頭がパンクするぐらい疲れた

私の言葉は黄金で、心はダイヤモンド、歩く姿は観音様ということに気がつきました

（幸野双葉の役どころは大変だった？）そうですね。ガンという病気で余命を宣告される役だったので、いくらお芝居とか言え、何か気が滅入るというか、やっぱり終わった後、ぐったりはしてましたねぇ、精神的に

無理に飾らないようにしています

背伸びをしたところで、どうせ化けの皮はすぐに剥がれる