人間は笑い、かつ（また）泣く唯一の動物である。なぜなら人間は、あるがままの事実と、あるべきはずの事実との相違に心を打た・・

若いときは、他の人の仕事をするのを決して嫌がらないことだ。そして歳をとれば、自分よりもよくできる人の仕事には決して手を出さないことだ

己の性にまかせて長じ、とりどりにめでたくあるべし。

富によって得た不幸は、不幸の中でも最悪のものである

女性は情熱を男性とともに分かつことよりも、情熱を男にかき立てられることのほうを選ぶ。彼女達は好んで愛情の中に離れ家をつ・・

川の氾濫が土を掘って田畑を耕すように、病気はすべての人の心を掘って耕してくれる。病気を正しく理解してこれに堪える人は、より深く、より強く、より大きくなる

人必ず自ら侮(あなど)りて然(しか)る後(のち)に人之(これ)を侮る。

人間が宗教を作るのであって、宗教が人間を作るのではない

人間というものは、自分の運命は自分で作っていけるものだということをなかなか悟らないものである。

ある者の愚行は他の者の財産である

行動を起こせば必ず成功する、という保証はないが、行動を起こさないかぎり、成功しない。

愛される者の生活は、不幸で危険が多い。だが愛する者の生活には危険がない。