我々はだんだん大人になってくると、大人の考えになってきて、抱いていたあらゆる希望が崩れてしまう。それは渇いた土に水が浸・・

結婚して幸せになれるかどうかなどというのは、まったく偶然の働きによるもの。

思考を除いて、我々の力の中で絶対的なものなど存在しない

自分が苦しむか、もしくは相手を苦しめるか。そのいずれか無しには恋というものは存在しない。

愛は能動的な活動であり受動的な感情ではない。そのなかに「落ちる」ものではなく「みずから踏みこむ」ものである。愛は何よりも与えることであり、もらうことではない

金のために文章を書く人間をプロと呼ぶのではありません。書いた文章が金になる人間がプロと呼ばれるのです。

美貌のためにある女を愛する人は、その女をいつまでも愛するであろうか？ 否である

愛の技術の習練という問題に立ち向かうことにする。・・技術の習練には規律が必要である。規律正しくやらなければ、どんなことでも絶対に上達しない。“気分が乗っているときにだけやるのでは、楽しい趣味にはなりうるかもしれないが、そんなやり方では絶対にその技術を習得することはできない

世界の中には、いかなる価値もない。仮にあるにしても、その価値にはいかなる価値もない

完璧さを求めるのをやめて、小さな進歩に目を向けることを学ぶと、人生はぐんと楽になる。

空想は感情に似ているが、感情とは反対のものである

表現者の端くれとして言わせてもらうが。誰も傷つけないものを書く自信は私にはない。何が人を傷つけるのか、逆に何が人の気持・・