名言大学

摂食嚥下障害の患者さんをみるのは医師・看護師・言語聴覚士・理学療法士・作業療法士・歯科衛生士・介護士を含むチームであり家族です

下向いてる時間はないですよ

スプーンはちゃんと舌上に乗せて下さい

食べない状態が続くことのデメリットを挙げると唾液分泌が減少し、
口腔が乾き、
殺菌作用が低下するため口腔が菌の温床となり疾病にかかりやすくなる

命のワンスプーンじゃないですけど、
この人の命に自分は関わらせてもらえてるわけですから

口から食べるということは、
生命活動に必要な栄養補給だけでなく、
食べる楽しみから得られる満足感により、
実質的なQOLの向上をもたらすものです

自分が食べるんだったら、
自分だったらどうして欲しいかなって、
そこだと思うんですよね

一番、
彼女(食事困難の患者様)が頑張っているわけなので、
私が挑んであげたいなって

口腔ケアは歯垢や細菌除去のための器質的ケアと同時に、
舌を引っ張ったり頬を刺激したり唇を広げたり、
といった機能的ケアを行なうことが必要です

家族がやっぱり一番の自分の支えですよね。
家族がいるから、
家族との幸せがあるから、
こういう食の団欒を一緒に囲めるから、
だから一人でも多くの人に食べる幸せというか、
団欒っていうのを味わって欲しい

自分とその患者さんを置き換えるっていう、
この習慣を持つことかなと思うんですよね

(カレースプーンが食事介助には不向きな理由)非常にスプーン全体のホールド部分が大きいのと、
一口の量が多くなって誤嚥を引き起こしやすい、
もしくは窒息を引き起こしやすい

とにかく食べれない、
食べさせてもらえない人たちがいっぱい存在しているという事を嫌と言うほど突きつけられましたので、
そこに自分の人生を賭けるんだって決意したんですね

食べてる角度って60度くらいなんだよね

できるだけ早期にこうした口から食べるリハビリを始めれば、
かなり早い時期に食べられるようになります

できない理由を言語化するということは、
大切なこと

食べたいと願っている人を食べさせることで、
可能性が広がる人を食べさせてあげる任務が私にはあるんですね。
それが私のお仕事ですから

本人が持てる力をどうやって伸ばしてあげられるだろうかって、
そこに尽きますよね

食べるというのは本当に人の命の根幹に関わること

できる為にはどうすればいいか、
そこを考えてそこに向かってゆくということが大事であって、
できない事を並べ立てることは全く以って私達の任務から外れてますよね

(誤嚥の患者様に対して)私が挑まなければ多分、
誰も危ないからやめとこうってなるかな?
かもしれない、
そうじゃないかもしれないけど、
誰かがそこを挑んでいけないと彼女(患者様)の可能性を引き出せる人もいると思いますけど、
私が挑んであげたいなって

(胃ろうに対して)どういうアプローチをして、
どういう検査をして、
どういうやり方をして、
この人が(食べる事を)困難って判断したのかっていう、
そのプロセスはほとんど無くて、
経口摂取のトライさえも十分にしてないなと思うことがあった

看護では患者さんを身体の一面だけでなく生活者として全体をみるよう教育を受けます。
同様に摂食嚥下障害者をみるのではなく、
食べ続けたいと願っている人としてみる