心を高く保つという一種の謙譲があり、心を低く保つという一種の傲慢がある。

これから先、覚悟を改めて恥ずかしくないように心がけるならば、どの国であろうとも知行させたい考えである。しかし、ただいまのように無分別のたわけであったならば、秀吉の甥子としてその身をながらえさせておくことは、お前だけでなく、秀吉の面目をも汚すことになるから、直々に手討ちにしてくれようぞ

幸福だと「知って」はいても幸福だと「感じ」られないのです

日記は自分の内部に起こりつつある事を、はっきり当人に知らせてくれる

人生とは、その時々に自然に変化し、移りゆくものです。変化に抵抗してはなりません。それは悲しみを招くだけです。

心が愉しむことは、どんな美容師にもまさる効果があります。

良心は精神の声であり、情熱は肉体の声である

人間はすべて誤るものである。ただ過失を固守するのが愚か者なのである

何かをもらうために与えるのではありません。与える事自体がこの世で一番の喜びなのです

考えない人間は、どの時代にもどの地域にもいる。彼らは、「考えない」という唯一の武器をもって、恐ろしいほど逞しく生きている

詩人であることは、私の野心ではない。それは、一人でいようとする私のあり方にすぎない。

中間を行くのが、もっとも安全だ。