北京オリンピックのときと比べて、いろいろな経験を積んできているので、精神的にかなり自信が生まれました

踊ることの楽しさを思い出すようにしています。曲の中でダンスをしているイメージ。そうするとあまり疲れません

個人的にはアジア大会の４００メートル個人メドレーはびっくりしました。よくあの状態で４分７秒（台）が出たなと。あの状況であのタイムが出せたのは地力がついている

自分で自分を落ち着かせようと取り組んでいる

避難所で３日間すごしました。その避難所で、沢山の人たちに助けていただいて、だから僕はその皆さんの為に何でもしたいと思っています。僕が出来ることはスケートだけですが

「いつかは強い自分になりたい」と思い続けてきましたが、人間そう簡単に変わるものではありません。よほど強い内的、外的な刺激や動機づけが必要になるはずです

「スイスチームで練習させてほしいと」直談判を繰り返すうちに、２カ月だけの練習参加が認められたのですが、スイスのナショナルチームにとって、日本選手を練習に参加させるメリットは何もない。最初は相手にされませんでした。英語は片言、ドイツ語はまったくできない。文化も違う、友達もいない。このまま自分はスイスでやっていけるんだろうかと弱気になるときもありました

トリノを目指した4年間に、次のバンクーバーは目指さないということは決めていましたが、復帰することも頭に描いていました。トリノからバンクーバーまでの4年間で結婚したことは必然的なものだったと思います。選手は人生の分岐点が必ずオリンピックイヤーとは重なってくるんです

五輪前にいくら注目されていても、メダルを取れなかった瞬間にメディアには取り上げてもらえないということは、自分自身が実感していたので、何とか結果を残そうとチーム作りに励んでいました

着いた瞬間、おつかれさんおつかれさんおめでとうって、電車乗るおじさんに。富山あったか！ポカポカ！心あったまるわ！！！富山大好き！！！ポカポカ！！！ポカポカ！！！

まだ３年もあります　考えても仕方がありません

思うような結果が出なかった時もすぐに忘れてしまうので、次がんばればいいかな！と思うくらいです