父の死後、本格的に舞台に立つ日々が始まって、「寛美の娘を松竹新喜劇に」という声はファンの方々の間でも高まっていました。でも私、どうしても一つの劇団に縛られるのではなく、いろいろな舞台をやってみたかった。悩んで悩んで、結局選んだのが「一人」やったんです

きれいに立ち直るというのはすごく力がいる。醜く落ちていったものを次の幕でもう一度きれいに再生するのは、すごくたいへんです、精神的にも、肉体的にも

見逃されるよりは、一目でも見られたほうが良いです

世の中の流れをそんなに自分が分かっているとは思いませんが、弱い人が生きづらい世の中だと感じています。もちろん、それだけではないと思うけど、そういう部分があると思うんです

わたしは風でありたいそして沢山の人と繋がりたい世界をみていきたい、かんじたい

楽屋にいるのもすっごい好き。少しでも早く楽屋に入りたくて、気づけばいつも一番のり

新しく仕事を始めた人新しく夢に挑む人何かに行き詰まってる人そっと背中を押してくれるような、優しく、美しく、温かい映画（羊と鋼の森）です。

俺の映画はＣ級だ。ポストもＣ級。でも、Ａ級の黒澤の映画よりも、お客さんが喜んでくれるのは、Ｃ級の俺の映画だ。Ｃ級だからいいんだよ

キャリアアップということについても、たとえばこの作品に出て次はこの作品、といった具合に積み上げていくことでもないような気がするんです。出演した作品は、思い出としてひとつずつ箱に入れて大事にしまっているようなところが僕にはあるので

生きることは、博物館を駆け抜けるようなものです。なぜならば、一度には吸収しきれないからです。歳月が経ち、そこで見た物を思い出し、考え、本で調べ、本当に理解し始めるのです

映画というもので、人の心を熱くしたり感動させたりしたい

何事も自分から心を開いていくことが必要なんですよね