グローバル経済。ずっぽりと組み込まれて、いわゆる国民経済が成り立たなくなっている。経済というのは「経世済民」を略した言葉で、世を治めて民の苦しみを救うという意味だ。ところが、企業は株主利益を最優先にしたグローバルな市場でし烈な競争を強いられ、最大の関心は自社防衛、生き残りになった

高慢は、我々の悲惨や誤謬の真只中においても、きわめて自然な仕方で我々をとらえている。我々は人の語り草になるならば、喜んで生命までも棄てる

失敗は恥ずかしくないが、志の低いことが恥ずべきことなのだ。

自賛してみるがいい。自分を称讃する愚者どもを間違いなく見つけるだろう。

風刺的な傾向を有する人間は、他人をして自分の機知をおそれさせると同時に、自分も他人も記憶を怖れる必要がある

温故知新（おんこちしん）＝故(ふる)きを温(たず)ねて新しきを知る

持続とは変化を続けることである。変化とは、自己の中に「非自己」を取り込むことである。

もっといい時代はあるかもしれないが、これは我々の時代なのだ。我々はこの革命のただなかに、この生を生きるよりほかはないのである

運命は臆病者の味方をしない。

いのち芽ぶく音(おと)のやさしさ春の街(まち)　人との別れあたたかきかな

天に従う者は存じ、天に逆らう者は亡(ほろ)ぶ。

自然に還れ