人生で最も苦しいことは、夢から醒(さ)めて、行くべき道がないことであります。

真理は、永遠の娘であり、権威の娘ではない

人は往々にして自分が不幸に思えることに、ある種の悦びを感じることで、不幸である自分を慰める。

知恵のある者は小さなことでも、常に相談して行う。

人格とは、高いものと、まったく低いものとが一つになったものである。人格の高さとは、この矛盾を持ち耐えることである。

本を閉じて、目を瞑（つむ）る。おやすみなさい。すると、暗闇が音のない音楽のようにやってくる。

最も重要なのは、新しいモノ、より良いモノを作り続けるという哲学だ。

浅い喜びを味わうよりも、深い悲嘆を飲み込んだ方が良い。

呼吸が身体の活力であるように、名声は心の活力である。

満足した豚であるより、不満足な人間であるほうがよい。満足した馬鹿であるより、不満足なソクラテスであるほうがよい

妻子を持つ者は、運命に人質を入れたものである。というのは、妻子は善であれ、悪であれ、大事業の足でまといとなるからである

眠っている間に見た夢に気をもむのは、眼がさめていながら夢を見るようなものだ。