人物
幼稚園のような基本的な原則、
つまり「お互いに親切にしましょう」とか「相手を尊敬しましょう」といった非常にシンプルなことは最初に定めるべきです
(ウィキペディアのガイドラインやルールについて)ガイドラインやルールは、
いくつかの基本原則を除いて徐々に確立していったものです。
しかも、
コミュニティ自身によって時間をかけて常に変更やアップデートが加えられています
最高のビジネスは、
大量の知識とビジネスプランを持ったMBA取得者によって作られているわけではない
人々には無償で働く意思があると言ったら、
あなたは困惑するだろう。
しかし、
人々が無償ですることは楽しいことなのだ
この星にいる誰もが全人類の知の総和に自由にアクセスできる、
そういう世界を思い浮かべてみてください
ボランティアによって書かれた無料の百科事典のコンセプトは口コミによって広まった
私の夢は、
無料の百科事典が地球上のすべての人のために、
それぞれの言語で存在するようになることだ。
だから私は、
ウィキペディアが発展途上国の世界で成長することに力を入れている。
それを宣伝し、......
誤っているものはたいていアンフェアですし、
正しいものはフェアです
(東日本大震災の発生直後、
数時間にわたり震災の項目を更新できないようにしていたことについて)特に原発の事故があったためにパニックを引き起こす可能性があった
(ウィキペディアの解説文について)解説文の質を表現する方法はいくつかあります。
たとえば、
「この解説文には中立性がない」といったようなコメントを書き込むことができます。
さらに、
コミュニティが「ちゃんとした情報が載っていない」とか「役に立たない」という理由で語句自体の削除を決定するというプロセスもあります
Wikipediaは特別なものです。
それは図書館や国立公園、
あるいは知の神殿のようなものです。
私たちが考えたり、
学んだり、
知識を交換しあったりできる場所です
オープンソースと異なるのは、
ウィキペディアはプログラミングよりももっとオープンなプロセスであり、
最終的な成果品をチェックしたり訂正を加えたりする人物がいないことです
実験としてのWikipediaを実証し、
ビジネスとしてWikiaの価値を実証できた
ブロガーは自分の主張を明らかにしたがりますが、
ウィキペディアンは自分の知性と執筆の労力でウィキペディアに貢献しているのです
そもそもルールは、
「そういうことはやるな。
ほら、
ここにみんなが長い間話し合ってつくったルールがあるぞ」と、
指し示す場合にだけ必要だということです
ウィキペディアだけを情報源として使うのは、
お勧めできない。
いや、
もっと言えば、
何であっても、
それひとつだけを情報源にするのはよくない
人々はWikiaを訪問し、
膨大かつ深いコンテンツを参照している。
消費者はほんとうに得たい情報、
より深い情報を探してWebにアクセスしている
ロンドンは「不快な」シリコンバレーよりテック企業向き
(ウィキペディアでのオランダ語、
フィンランド語など人口に比べて記事数が多い言語について)天気が良くないと室内で過ごすことが増えるからだろうかと推測している
文化がスマートになっている
もしある解説文が正しくないと主張するならば、
論拠となる出典を示さなくてはなりません。
出典で正当性を裏付けるのです
設立以来少しずつつくってきたコミュニティのルールも、
すべては百科事典をつくるという目的の周りに集約されます。
むやみに実験をして、
さあ百科事典ができるかどうかやってみようといったアプローチではないのです
空論を述べるのではなくて、
最終的な形がどうなればいいのかがはっきりしているかどうかなのです
(Wikipediaの170万の項目をどうやって全部書いたのですかという質問の答え)コーヒーをたくさん飲みました
今の著作権法は制限が多すぎてクリエイター活動の妨げにもなっており、
今後変化が起き情報共有がしやすくなるようになればと思っている
(ウィキペディアの)現在のモデルを大きく変えるつもりはない。
情報における赤十字のように商用ではなく、
インターネットのために役に立つ慈善事業でありたい
真実だけを書こうと掲げても何を書くべきか決める上で大して役に立たない.真実の見定めは人によって違うから
私(創業者)がひどいことをすればボランティアは文句なく去るでしょうし私は誰にも指示なんか出来ません
地球の誰もが、
全人類の知識を集めた宝庫へアクセスできる。
それがウィキペディアだ
“ジンボ” ジミー・ドナル・ウェールズ(Jimmy Donal "Jimbo" Wales, 1966年8月7日 - )は、ウィキメディア財団の名誉理事長で、同財団が運営する百科事典プロジェクト「ウィキペディア」の共同創始者、プロジェクトリーダーBomisの筆頭株主、ウィキウィキサイトのホスティングサービス「Fandom」の共同創設者でもある。