名言大学

#ノーベル物理学賞

化学反応で作るんです。
かっこいいでしょ(笑)化学反応で白い粉ができて、
それを沈殿させて、
乾燥して焼けばできるんです。
それが蛍光体です

留学で得たのは、
悔しさ。
絶対に博士号を取ってやろうと。
博士を取ってフロリダの学生を見返してやる。
アホにされたんであいつらを見返してやろうと思いました。
見返してやるというより、......

ノーベル賞受賞の報告を受けたのは、
東京大学の本郷キャンパスです

プリンストンでも忙しかったが、
この春コロンビヤ大学へきてから月曜と木曜に講義していますが、
研究の外に他の大学や、
科学方面の会に講演も頼まれるのでますます忙しくて自然故国の友人その他各方面にごぶさたしていますが、
この電話を機会に御紙を通じてよろしくお伝えしていただきたいと思います

私としては科学者としての自分の研究によって最高の表彰を受けるという名誉を担ったので、
身にあまる光栄と思っています

時間をかければいいってもんじゃない。
本当にやろうと思ったことは頭から離れない。
ずっと考えている

学習とは「何がおもしろいかに気づくこと」であり「楽しいと思えることが才能」

今はできないけど、
いつかは実らせたいと思う「卵」をいつも3つか4つ抱いて、
夢をもって生きるといい

ノーベル賞は20〜30年前の業績が認められることだ。
検証するのにそれだけ時間がかかり、
今になって評価を受けるものだ

物理の説明って、
あとからついてくるものなんですよ。
最初に発見やモノ作りがあって、
あとで適当に屁理屈をつけて理論をつける。
それがほとんどです。
理論が最初にあって、......

恩師の坂田昌一先生は自分のことを「先生」ではなく「さん」で呼ぶように言っていました。
理論物理学の世界は、
堂々と議論をするためには対等でなければいけないからです。
「先生」と呼んでいたのでは学生は反論がしにくい。
「先生」も生徒を意識し、
正しい議論ができなくなります

たまたま大学受験のとき、
「小柴は物理ができない」というウワサを耳にして、
一念発起(笑)。
猛勉強の末、
東大の物理学科へ進学しました

つくづく日本の理系学生は日本語を捨てるくらいの覚悟で英語をやらなければ、
日本のサイエンスは今後どんどん国際レベルから立ち遅れていくでしょうね

いつか達成したいと思っている「卵」を多く持っていてください。
その卵のことをいつでも本気で考えていれば、
きっとなんとかなると思いますよ

アイデアの秘訣は、
執念である

米国には定年はないですからね。
だから、
「行けるまで」やります。
研究は、
今はもう学生や会社の若い人に任せています。
私の役割は方向性を決めることです

今は理論が先走っていっているものの、
理論は必ずしも、
ちゃんとはっきりした予言ができるわけじゃあないんですよ。
やはり実験的に理論を確証するものがないと、
先に進めないんですよ

生活の安定を思えば,日亜化学工業に残っている方がいいですよね。
食いっぱぐれることはない。
楽だし。
特許収入があるから会社が傾く心配は当面ない。
僕も適当に昇進するだろうし。
でもそれじゃ,何も面白くない。......

むしろ、
効率が悪く、
時間がかかった方が成功しやすいともいえる。
失敗して その原因を一つ一つ追求していけば、
時間がかかるのは当たり前だ

ちょっと半分サプライズで、
こんな名誉なことはない。
これ以上の名誉はないと思っている。
とりわけ、
松下電器の研究所、
名古屋大学、......

カミオカンデのような大きい施設の建設には、
国民の皆さんの税金を使わせていただいている。
それを受け入れてくれる心がなければ、
絶対できませんでした

あらかじめ進歩が組み込まれた文化であるということ。
これが科学の特徴です

これを言うと誤解されるんですけど、
やはり仕事の対価は報酬だと思います。
野球選手もいい成績を挙げれば報酬が上がるでしょう。
サラリーマンだって、
いい仕事をして成績を上げれば、
相応の報酬を受けるべきです。......

大企業に入るためエリート大学への受験勉強に明け暮れるだけでは、
国内でしか生きられない人間になって当たり前だ

本をたくさん読むこと。
世の中の多くの考えと解釈が分かれば思考の幅が広がる

加速器のエネルギーはだいたい10年に10倍のペースで上がってきています。
このペースが維持されると仮定すれば大統一理論を検証できるエネルギーの大きさに届くまで、
大体あと100年程度かかると計算できます

昔から、
試験でも一番難しい問題から取り組む性分。
実用化の見通しが全くない青色LEDこそ自分のやるべき仕事だと思いました

たとえばロケットが好きな子どもがロケットで遊んでいたら、
日本のお母さんはきっと怒りますね。
勉強しなさいって言って。
でもそれがアメリカなら、
好きなロケットにとことん打ち込めるシステムになっているんですね。
それが将来の優れた宇宙技術者を育てることにもつながるんです

無用なものは全て捨てなければならない

私たちを取り巻く自然の姿は、
究めれば究めるほど奥が深く、
常に新たな発見と可能性の連続。
その素晴らしさと醍醐味を、
一人でも多くの日本の若者に体感させたい

何か絶対的なものを信じすぎてはいけない

何が確実なことかといえば、
自分がこの目で見、
この手で触れて確かめること以外に何があるというのだ。
それを一つ一つ積み重ねていけば、
エベレスト登山もいつかは可能になる

記憶力のいい時期に詰め込んでやる

非常識をこそ徹底的に実践してみることだ

科学者が科学上の仕事で世界のために尽くすことが出来るのは本懐だと思います

1970年になって「ハイネマン賞」という賞をもらいました。
私がもらった最初の賞で、
これが一番嬉しかったですね

楽な方法などないし、
成功を手にしたいと思えば、
誰でも愚直にコツコツと努力する以外にないんです

日本では学生は大学で勉強しない、
英語もやらない。
それで企業に入れば日本だけで商売。
これじゃ鎖国だ。
米国の講義は面白いし、
理系は英語だから

日本の教育費は世界一高い。
だから地方に暮らす人は東京の大学に子供をやるより安いからと、
アメリカの大学に行かせたりする。
これは文明国として恥ずかしい

今、
学生は海外留学をしたくないんでしょうが、
世界競争に勝てるような自分になってほしいと思います。
若い人にはチャレンジしてほしいですね。
自分の人生は一度ですからね

週に1回講義する代わりに給料を出すが、
あとは勝手に何でもせいというのがアメリカの大学です。
研究がしたかったら、
自分で金を集めてきて、
学生を雇って研究しなさい、
です。......

新しい真理の発見のときはつねに少数派である。
それが正しければ多数派になる

「ロボット大量養成教育」と私は言っているのですが、
日本では5教科なら5教科、
全員が同じことをさせられる。
サイエンスに限らず、
これでは美術や音楽が好きな子は育たない

小柴先生の熱意に応えるため、
私達も一生懸命働きました

自分の子供にああしろ、
こうしろと言ったことはない。
彼らが何に興味を持っているか、
そばで見ていればわかりますからね

遺伝的な資質と、
生まれた後の環境や教育とでは、
人間にとってどちらが重要か。
優生学者はネイチャー(天性)だと言い、
社会学者はノーチャー(育成)を重視したがる。
共産主義者も後者で、......

(日米の違いについて述べた言葉)日本では、
一番大事なことを教えていないと思います。
向こうではまず、
どうやって自立して、
金もうけするかを考える。
金がないと生活できないでしょう。......

科学の世界では、
博士号を持っていない人は科学者ではなくてエンジニア(技術者)なんです。
つまり、
学部卒・修士卒は「お助けする人」。
月収も倍以上違います。
博士課程の学生と教師だけで寄り集まっていたし、......

授与式は十二月十日にストックホルムで行われますがまだ先方(スエーデン科学院)からそういう点での連絡はありませんからいまのところ予定は何もはっきりしていません

人間、
自分を磨き続けなければ、
アホになってしまいます

私自身の経験からいえば大事なことは大きな夢をもつこと。
そして自分の好きなことをやること。
何より楽しむことが大事ですね

それが必ずしも実際に貢献しているとは限らない

勉強でも運動でも趣味でもなんでもいいので、
他の人に負けない誇りに思える何かを見つける手助けをしてあげて欲しいと思います

私が青色発光ダイオードを成功させることができたのは、
この人間の証である「手でモノをつくる」という意識を忘れなかったからだ

取り返しのつかない大きな失敗をしたくないなら、
早い段階での失敗を恐れてはならない

むりやり化学記号を覚えさせられたら、
誰でも化学が嫌いになりますよ。
サイエンスは覚えることではないのです

もともと親父は文学を志して、
小説家になるというのが希望だったんですが・・。
小説家というのは、
人生のあらゆることを知ってないと書けない、
サイエンスもその一部だということでね。
それで私にもサイエンスの本を買ってくれました

自分の本当に好きなことをやりなさい。
本当に好きなことだったらたとえ上手くいかずに落ち込んでも、
また立ち上がって続けることができる