名言大学

#サントリーホールディングス

コンビニの中心顧客は、
長らく働き盛りの男性でした。
忙しい彼らのために、
すぐ食べられる高カロリーな商品が中心になっていました。
しかし、
高齢化を背景に忙しくない人が増えつつあります。......

当時のビール市場は、
寡占の弊害で、
どのビールを飲んでも味は変わらない。
原料1つとってもすべてが割当制であり、
自由な輸入などは思いもよらず、
国内の麦生産者にまでカルテルの網がはりめぐらされて他社を一歩たりとも入れさせない。......

当時はただ、
面白いからやってみようということで、
パイオニアとしての意思が全然なかった。
遊びだったんです。
顧客価値をどう生むかが明確じゃなかった。
一時はやめようかとも悩みましたが、......

人生とはとどのつまり賭けや。
やってみなはれ

水曜日は、
自分一人で考える自由時間をとり、
会社の先々のことを考えることをとにかく最優先する、
そう決めました

私はよく『経営はサイエンスだが、
アートでもある』と言っています。
ロジカルな思考は当然重要なのですが、
最終的な判断を決めるのは知見に基づく直感なのです

「コンビニはこういうもの」という既成概念と戦い、
アメーバのように常に様々なものを取り込んで変わっていく必要があります

語弊があるかもしれないが、
政治は票を集め、
ビジネスは銭を集める。
もっと政治の世界にリアルビジネス出身者がいるべきだと感じる。
だからこそ、
ビジネスと政治をつなぐ会議の場を作っていくべきだ

やってみなはれというのは、
おやじが私に、
もう百万回も言うとったわけです。
耳にタコができるほど

「このビジネスの目的は何か」といった理念が共有できていなければ、
困難な状況を打ち破ることはできません

デフレというのは、
失敗を恐れ何もしない人や企業が得をする環境を作ってきた。
つまりコストカットする人が出世してきた。
そのなかで同質性を好むようになり、
社外取締役を始め、
流動性のある人事が避けられてきた。......

経営者は視野が狭くなるんですよ。
「これしかない」と思ってやっていますから。
そこで社外取締役は、
経営者が気付かない切り口で、
視野を広めてくれる。
取締役会が社内の人間だけだと、......

ビジネスの現場では、
論理的には甲乙をつけられない複数の選択肢から、
1つの選択を迫られることがよくあります。
お互いの選択肢が異なるときには、
主観がぶつかり合うことになる。
その際、......

五輪誘致には、
「いまさらまた日本で五輪か」とか「もう発展途上国ではないのだから、
五輪があっても経済効果は薄い」といった声も聞きました。
しかし、
違うのです。
ポイントは2つ。......

直近の11年間はローソンの営業利益が毎年伸びた。
社会がデフレに苦しむ中、
みんなと同じ行動をするのではなく、
違うものをやろうとチャレンジしたことが大きかった

規模で見た強者が勝つと決まっているなら、
戦略も戦術も考える意味がないはずです。
全面戦争を挑もうというのではなく、
「どこで、
どう戦うか」ということを突き詰めて考える。
決まったらそこに資源を集中投下し、......

スコッチはスコッチの道を行け、
サントリーはまた我が道をゆくであろう

社長には公私の区別はありません。
店舗は24時間動いていて、
私も常に経営のことを考えています。
ゆっくりしていれば、
無になれるわけでもありません。
いまはまだ修行の時期です

僕もそうだけど、
CEOには臆病な人が多い。
臆病でも、
決めるしかない。
その中で社外取締役にいろいろな意見を言ってもらえるのはありがたいんです

農家の皆さんが自分たちの価値に気づいていないところはありますね。
ローソンは出資する農業生産法人の運営で、
農家の皆さんとのお付き合いが増えました。
そのなかで、
うちの社員が地元の浅漬けを食べさせてもらう機会があった。
これがびっくりするほど美味しいんです。......

既存店を良くするには、
地域地域で異なるお客さんの生活に何が必要かを考え、
店舗スタイルを変えるしかない。
おにぎりが美味しいのはもはやあたりまえ。
それだけでわざわざ離れたコンビニにはいかないでしょう。
品ぞろえを変えれば受け入れられるというのは、......

私はよく「経営はサイエンスだが、
アートでもある」と言っています。
ロジカルな思考は当然重要なのですが、
最終的な判断を決めるのは知見に基づく直感なのです

僕が永遠にローソンの経営トップを続けることはありません。
次の世代をつくらなくてはいけません。
だから、
多少の失敗や混乱は覚悟のうえで、
僕のオペレーショナルな部分を中心に業務移管をしました

(サントリーホールなどを次々と設立)文化で社会にお返ししよう

自由奔放に発想して、
自分の力で実行していくこと

もっと、
日本の農産物や加工食品を輸出しやすい状況を作るべきだ。
鰻や焼き鳥のたれなど、
秘伝とされている加工食品は成分表示が明確でないために世界標準の安全基準を満たしていない。
輸出するためには、
工場管理を始め、......

僕にとって一番つらい仕事は、
組織の改革を牽引してきたリーダーである自分自身から権限を引きはがし、
委譲することでした。
なぜそのようなことをしたかといえば、
僕の存在がローソンを「考えない組織」に戻してしまう恐れがあるからです。
かつてローソンの組織は、......

重要なことは、
論理を超える感情や熱意です

変化を恐れるだけでは、
成長は生まれません。
成長は変化のなかにある。
TPPについて言えば、
具体的な影響が出るまでには10年程度の猶予があるはずです。
それを見越したうえで、......

私がこの業界に来たとき、
数字のうえでは「顧客の平均滞在時間は約3分」と把握していました。
ところが、
自分の目で店を見てみると、
必ずしも3分以内で帰ってしまうお客さんばかりではありません。
中には長い時間滞留されているお客さんもいます。......

社内でも対話を大切にしています。
毎年3月と9月に、
札幌から福岡まで全国8か所でローソンセミナーを開いています。
オーナー(加盟店オーナー)に新商品を説明するイベントですが、
この機会を活かそうと、
私が社長になってからは、......

広告は人を説得するための最も強力な手段

新しい挑戦で、
業界に刺激を与える。
それが私たちのやり方です

やってみなはれ。
やらなわからしまへんで

社長就任当時、
いまだからこそ言えますが、
現場を回ってみてこのままだと会社が崩れてしまうと真っ青になりました。
こりゃ片道切符だなと腹を決めました。
もう三菱商事には戻らない。
出向社長が何を言っても、......

ローソンはROE(自己資本利益率)では16%と業界トップですが、
店舗数では業界2位に留まっています。
出店にだけ力を入れれば、
業界1位になることは不可能ではないでしょう。
しかし、
欲に負けて「出店競争」という無謀な勝負を挑めば、......

これまでをあえて振り返ると、
人が育ってきたなと思う。
だから今度は、
ビジョンや戦略は僕が決めるが、
それをどういうふうにやるか、
「HOW」の部分は自らの力を最大限生かし、......

昨年、
当社(ローソン)が「健康」を新しいキャッチフレーズとして打ち出したのは、
幅広い層の人に関係する事柄だからです。
女性はこれからもっと働く。
料理に時間が割けない人に、
どうやって簡便で安心な食材、......

60何年、
酒、
酒、
酒で苦労してきとる。
なんぼバカでも、
60年もやればものも分かりまっせ。......

いま普通のコンビニに行って面白いですか。
ぜんぜん面白くないですよ。
だってお客さんが飽きてますから。
もう、
便利さだけじゃ通用しない。
数字がそれを証明しています。......

本物をやりなはれ。
偽物はいかん。
もってのほかですわ

リスクは当然取らなければいけない。
よく分からないリスクは取らないが、
分かるリスクの中でもこれは取ろうよと

インフレに向かいつつある日本経済の中、
全てがインフレになるという意識に変える必要がある。
この15年間で世界が変わってきたなかで、
日本だけが内向きになり、
遅れてしまった。
企業経営者にとっては、......

密接なコミュニケーションをとるには、
気力と体力が欠かせません。
ジムでパワーリフティングをするとき、
最後のひと踏ん張りでは大きな声が出ます。
仕事で大声を出す機会はありませんが、
トレーニングで鍛えていれば、......

小売りのプロからすれば、
素人が何アホなこと言っているんだとなりますが、
素人だからできる発想もあります。
小売りの流儀を守っていては「二番手」という枠から一歩も外に出られません。
既存のルールでは、
トップには戦いを挑めません

自らしっかり考えて挑戦して失敗した人には「バッテン」をつけてはいけません

経営者の仕事とは、
人を動かすこと、
人をして何かを興すことです。
その判断は、
ロジックよりも、
「この人についていこう」という動物的な感覚に左右されます。......

現場の力を引き出すには、
生身のコミュニケーションが欠かせません。
テレビ会議のような「ハイテック」は便利ですが、
成功の喜びを分かち合う「ハイタッチ」には敵いません。
理屈だけで人は動きません。
多忙を理由に社長室に閉じこもっているようでは、......

規制改革が進むと、
これまで縦割りだったいろいろな業界の垣根が崩れます。
我々に近いところで言えば、
ドラッグストア、
調剤薬局、
スーパーなどでしょうか。......

コンビニの「常識」にとらわれない様々な試みを地域発でやってもらう。
そのための方法はただひとつ。
現場に大胆に権限を委譲することです。
そこで支社制度を導入しました。
それまであった20の運営部を解体し、
全国に7つの支社を配置しました。......

人間は臆病な動物です。
頭では耐え抜いてやらなければとわかっていても、
負けると思うと動けない。
どれだけ言葉を尽くして論理を説いても、
リーダー自身がリスクを取って行動しなければ、
部下は動きません。......

ローソンには新しいものに積極的に取り組む企業文化があります。
ローソンは、
から揚げなどのフライヤーを使った店内調理や、
チケット手配ができる情報端末を最初に始めたコンビニです。
新規事業への挑戦にはリスクが伴いますが、
自分たちの論理にしがみついているだけでは、......

開拓魂や。
寿屋の創業以来の精神やで。
そやなかったら、
アメリカにもヨーロッパにもあれへん、
英国だけにしかないスコッチタイプのウイスキーを作ろうなんて考えてへん

時価総額1兆円を目指し、
世界の小売りビジネスの中でローソンを他のグローバル企業と伍していけるようにしたい。
それには人間の持っている力をフルに発揮させる仕組みをつくらねばならない

私は政治の世界に面白みを感じることはできないタイプで、
ビジネスの世界が合っている。
これからも『やってみなはれ』(サントリーの精神)でビジネスの世界で挑戦していきたい

(社長就任時の抱負について語った言葉)新しいことをやるというのは(期待と不安)、
両方ありますよね。
私は佐治さんとは長い間つきあっているので、
サントリーに入っていくことへの心配はない。
むしろ腹をくくってやっていくしかないと思っています。
ただサントリーは非常に大きな会社、......

社長になって考えてみましたら、
やっぱり小理屈を並べておっても、
物事は運ばない、
ともかく実行をまず第一に考えて、
それからその中でいろいろ学びながら、
第二段階のアクションを考えていったらいいんじゃないかということなんですね

消費は美徳というたら怒られますけど、
生活を楽しむことが美徳にならなきゃいかん

文化を伝承してこそ企業は生き延びる