名言大学

#サントリーホールディングス

小売りのプロからすれば、
素人が何アホなこと言っているんだとなりますが、
素人だからできる発想もあります。
小売りの流儀を守っていては「二番手」という枠から一歩も外に出られません。
既存のルールでは、
トップには戦いを挑めません

日中は業務を優先しているので、
有志の勉強会に割ける時間は朝か夜になります。
ときには朝と夜に勉強会が入ることもあります。
内容は様々です。
経営者同士で金融政策を話し合う。
中国古典や歴史書を輪読する。......

直近の11年間はローソンの営業利益が毎年伸びた。
社会がデフレに苦しむ中、
みんなと同じ行動をするのではなく、
違うものをやろうとチャレンジしたことが大きかった

社長就任当時、
いまだからこそ言えますが、
現場を回ってみてこのままだと会社が崩れてしまうと真っ青になりました。
こりゃ片道切符だなと腹を決めました。
もう三菱商事には戻らない。
出向社長が何を言っても、......

いま高齢世代は比較的元気です。
それは政治を動かすのも、
経済的利益を享受するのも高齢世代だからです。
一方で、
若年世代の元気が失われているように感じます。
それは日本の将来への道筋が示されていないからでしょう

オリンピックでは世界各国から選手や観客が訪れるため、
各国の言葉を操れる人材が必要です。
交通機関の案内表示も多言語対応を図ることになる。
その結果、
海外観光客を迎える意識と態勢が整うはずです。
そうした「ソフト遺産」は、......

ローソンは派手なことばかりやっている。
社長である僕がマスコミに出て、
いつもやれもしないことを大言壮語している。
小売りのことをわかっていない、
単なる目立ちたがり屋だ。
小売業界ではそんなふうに思われているでしょう。......

こまやかな目配り・気配り・思いやりを大切に

経済団体の会合に出ていたら、
様々な経営者が政府に対して「ああしてくれ、
こうしてくれ」と要望を出していました。
それに違和感があったんです。
国に対していろいろ言うけど、
果たして当社のような民間企業は何をやってきたのかと。......

やってみなはれ。
やらなわからしまへんで

競争のパラダイムを一変させるような新たな技術の目を見出し、
戦略に組み込むのは、
経営トップのリーダーシップだと思っています。
新しいテクノロジーは、
ゲームのルールを変えるからです

ビジネスとは結局のところ、
論理よりも主観の勝負です

適正な競争を促すための仕組みを用意するのは政府の役割ですが、
実行は各企業に任されているということだけは忘れてはならない。
政府はチャンスを与えるだけ。
それをどのように活用するかは、
民に委ねられています。
今、......

昨年、
当社(ローソン)が「健康」を新しいキャッチフレーズとして打ち出したのは、
幅広い層の人に関係する事柄だからです。
女性はこれからもっと働く。
料理に時間が割けない人に、
どうやって簡便で安心な食材、......

今の宣伝部には一級の人材がいると信じて疑いませんね。
しかしぼくは、
どんなに仕事の能力があっても、
やはり人柄が悪いといけないと思うんですねえ。
最後に決めるものは、
人柄ではないでしょうか。......

サントリーは、
日本の文化、
日本の水にこだわっており、
アイデンティティーをしっかりと持っている日本の企業だ。
無国籍企業ではない

大学の構内にローソンが出店したんですよ。
場所は大学生協の隣。
すると、
大学生協の品揃えや対応がよくなったそうです

リスクは当然取らなければいけない。
よく分からないリスクは取らないが、
分かるリスクの中でもこれは取ろうよと

ナチュラルローソンも、
ローソンストア100も、
全国一律という従来の経営手法からすれば異端です。
しかし、
立ち止まるぐらいならば、
仮説をもとにどんどん挑戦したほうがいい

私は人間とは「感情の動物」だと考えています。
人間は誰しも、
臆病になったり、
調子に乗ったりする。
そうした感情を抑えて、
理性や倫理を重んじるために、......

規制改革が進むと、
これまで縦割りだったいろいろな業界の垣根が崩れます。
我々に近いところで言えば、
ドラッグストア、
調剤薬局、
スーパーなどでしょうか。......

密接なコミュニケーションをとるには、
気力と体力が欠かせません。
ジムでパワーリフティングをするとき、
最後のひと踏ん張りでは大きな声が出ます。
仕事で大声を出す機会はありませんが、
トレーニングで鍛えていれば、......

農家の皆さんが自分たちの価値に気づいていないところはありますね。
ローソンは出資する農業生産法人の運営で、
農家の皆さんとのお付き合いが増えました。
そのなかで、
うちの社員が地元の浅漬けを食べさせてもらう機会があった。
これがびっくりするほど美味しいんです。......

忙しくて疲れていても、
運動をして汗を流すと、
その前とは気分がガラリと変わります。
日本も、
心理状況を変えることが必要なのです。
トレーニングは、......

僕にとって一番つらい仕事は、
組織の改革を牽引してきたリーダーである自分自身から権限を引きはがし、
委譲することでした。
なぜそのようなことをしたかといえば、
僕の存在がローソンを「考えない組織」に戻してしまう恐れがあるからです。
かつてローソンの組織は、......

「コンビニはこういうもの」という既成概念と戦い、
アメーバのように常に様々なものを取り込んで変わっていく必要があります

時間の使い方、
効率について考え込むぐらいなら、
感覚的なアイデアに基づいて走り出すべきです

現在のローソンは健全な議論が生まれない固い土のようなもの。
よく耕された土が無ければ、
よい作物(商品)は育たない。
私の最初の仕事はこの土に鍬を入れること

面白い発想をしていく上では、
違う発想の人たちを迎え入れることが重要なんです

ビジネスの現場では、
論理的には甲乙をつけられない複数の選択肢から、
1つの選択を迫られることがよくあります。
お互いの選択肢が異なるときには、
主観がぶつかり合うことになる。
その際、......

ローソンの経営は地方分権です。
地方の支社が独自の判断で意思決定を行い、
収益に責任を負っています。
そのためには一人一人に経営方針を理解してもらう必要があります。
対話にはコストがかかります。
私もしんどい。......

コンビニは「時間を買う店」だといわれてきました。
最も伸長したのは、
日本経済がバブルに向かっていく時期でした。
つまり、
日本人の多くが超多忙だった時代です。
時間を省ける便利さで評価を集めたコンビニは、......

守りに入れば入るほど、
世界からとり残される

人生とはとどのつまり賭けや。
やってみなはれ

水曜日は、
自分一人で考える自由時間をとり、
会社の先々のことを考えることをとにかく最優先する、
そう決めました

『性悪説』を前提にした従来の労働集約型産業のマネジメントでは、
人の心は動かない。
『私はこう考える』と、
社員の誤解を恐れず問題の本質を明らかにし、
わかりやすく説明する。
自ら胸襟を開かないことには道は拓かない

経営者の仕事とは、
人を動かすこと、
人をして何かを興すことです。
その判断は、
ロジックよりも、
「この人についていこう」という動物的な感覚に左右されます。......

ベクトルが合えば、
色々な商品が生まれてくる。
そうなれば「やってみなはれ」でヒットも出る。
逆目になると不満分子が出て逆方向に回すから、
気合ですわ。
エネルギーと情熱

僕もそうだけど、
CEOには臆病な人が多い。
臆病でも、
決めるしかない。
その中で社外取締役にいろいろな意見を言ってもらえるのはありがたいんです

規模で見た強者が勝つと決まっているなら、
戦略も戦術も考える意味がないはずです。
全面戦争を挑もうというのではなく、
「どこで、
どう戦うか」ということを突き詰めて考える。
決まったらそこに資源を集中投下し、......

日本には、
魅力的な成長戦略が必要です。
戦略を練る時間はあります。
これはTPP(環太平洋戦略的経済連携協定)についての議論にも共通すると思います。
当初から「参加拒否」では、
世界から取り残されるだけです。......

時価総額1兆円を目指し、
世界の小売りビジネスの中でローソンを他のグローバル企業と伍していけるようにしたい。
それには人間の持っている力をフルに発揮させる仕組みをつくらねばならない

どんな酒かて寝かせれば、
ええ味に変わるかもわからん

(社長就任時の抱負について語った言葉)新しいことをやるというのは(期待と不安)、
両方ありますよね。
私は佐治さんとは長い間つきあっているので、
サントリーに入っていくことへの心配はない。
むしろ腹をくくってやっていくしかないと思っています。
ただサントリーは非常に大きな会社、......

「世の中の役に立ちたい」という気持ちの若者が、
日本にはたくさんいます。
優しさや助け合いの精神を持ちながら、
それを生かす場がないと感じている若者がいるのです

競争のないところでは、
イノベーションは生まれません。
ライバルをつくることが重要です

いくら広告しても、
肝心の商品が上等のものでなかったら、
あきまへん。
広告をするにも自信をもってできんし、
お得意さんの方で、
あれは宣伝ばっかしやといわれたら、......

ビジネスにも事業を継続するという大前提があります。
社長在任中、
ローソンの営業利益は11期連続で伸びており、
その上昇率は平均で約7%強でした。
数字を良くすることだけを考えれば10%の成長も可能だったかもしれません。
しかし重要なことは、......

サービスの中身を本部が標準化すべきかと言えば、
必ずしもそうではないと考えています。
例えば大きな団地がある地域などでは、
戸別に宅配するよりも車で近くに行ってパラソルの下で売った方がいいかもしれない。
その時に現場から「こんな車が必要」とか「法律問題をクリアしたい」とかの要望があれば、
本部がそれをバックアップして、......

おすすめしたいのは歴史研究です。
歴史を学ぶと、
社会や組織が同じような失敗を繰り返してきたことがよくわかります。
以外にも人類はまるで成長していないのです。
たとえば旧日本軍を組織論から分析した『失敗の本質』からは、
組織の硬直化を招くものは情緒であるという普遍的な知見が得られます

語弊があるかもしれないが、
政治は票を集め、
ビジネスは銭を集める。
もっと政治の世界にリアルビジネス出身者がいるべきだと感じる。
だからこそ、
ビジネスと政治をつなぐ会議の場を作っていくべきだ

私はよく「経営はサイエンスだが、
アートでもある」と言っています。
ロジカルな思考は当然重要なのですが、
最終的な判断を決めるのは知見に基づく直感なのです

とにかくワクワクしながら仕事をしてみろ。
そうじゃないと人生は面白くならないぞ

経営者は「短期」的な収益を求めるマーケットから常に攻められている。
しかもどんどん短期的になっている。
そんな中で、
資本市場から「よくやった」と言われるのがいいのか、
それとも、
いまは歯を食いしばって「自分たちのやり方でやるんだ」と企業文化を残していくのか。......

今あるルールに捕らわれすぎていませんか?
企業のルールを作っていくのは、
社員であるあなたです

やってみなはれというのは、
おやじが私に、
もう百万回も言うとったわけです。
耳にタコができるほど

ローソンには新しいものに積極的に取り組む企業文化があります。
ローソンは、
から揚げなどのフライヤーを使った店内調理や、
チケット手配ができる情報端末を最初に始めたコンビニです。
新規事業への挑戦にはリスクが伴いますが、
自分たちの論理にしがみついているだけでは、......

ローソンは、
私が社長に就任した年に大幅な業績ダウンを経験しています。
就任2年前、
ローソンは株式上場に向け無理な出店を重ねていました。
社長に就任した私は、
売上至上主義はもうダメだと言い、......