名言大学

#武士・武将

大難大変に逢うても動転せぬといふは、
まだしきなり。
大変に逢うては歓喜踊躍して勇み進むべきなり

紀尾井坂いったらワシを思い出してくれ

学問は生涯を通じて心掛けねばならない

心に望み起こらば、
困窮したるときを思い出すべし!

人よりも百倍臆病であるとすれば、
百倍勇気を奮い立たせればいいではないか

名人も人なり 我も人也

蒸気となり雲となり雨となり雪と変じヒョウと化し凝っては玲瓏たる鏡となりたえるも其性を失わざるは水なり

いくら厳しい規則を作って、
家臣に強制しても、
大将がわがままな振る舞いをしていたのでは、
規則などあってなきがごとしである。
人に規則を守らせるには、
まず自身の言動を反省し、......

事業は、
我がためより、
他のためから、
出発せよ

死ぬ気になって致せば、
生きることも出来、
もし死にたくない、
危ない目に遭ひたくないといふ心があらうなら、
それこそ生きることも出来ず

立身出世は孝の終り

鳴かぬなら殺してしまえホトトギス

学問して、
長く形勢を見たき事なり

世に教訓をする人は多し、
教訓を悦ぶ人はすくなし。
まして教訓に従ふ人は稀(まれ)なり。
年三十も越したる者は、
教訓する人もなし。
教訓の道ふさがりて、......

その人の本質はそのまま残し変化に対応するには、
常に柔軟でなければいけない

たとえ天下をとったとしても、
妾は持たぬ

堪忍は無事長久の基、
怒りは敵と思え

天下は天下の人の天下にして、
我一人の天下と思うべからず

さみだれの かぎり有りとは しりながら 照る日をいのる こころせはしき

山は高きを厭(いと)わず 海は深きを厭わず

およそ主人たるもの、
1年使ひ見て、
役に立たぬときは暇を遣はし、
家来としては、
三年勤めて悪ししと知らば、
暇をとること、......

晴信(信玄)が定めや法度以下において、
違反しているようなことがあったなれば、
身分の高い低いを問わず、
目安(投書)をもって申すべし。
時と場合によって自らその覚悟をする

武将が陥りやすい三大失観。
一、
分別あるものを悪人と見ること一、
遠慮あるものを臆病と見ること一、
軽躁なるものを勇剛と見ること

時は今、
天が下知る五月哉

笑ってならぬものは人の失敗

源四郎、
明日は瀬田に(我が武田の)旗を立てよ

自分が秀吉様に受けた恩は、
貴老(官兵衛)よりもはるかに大きく、
三成たちよりも深いものである。
しかし三成とは仲が悪いのは周知のとおりで、
光成に加勢するのは見苦しい結果となる。
貴老のお考え通りに分別したい

信頼してこそ人は尽くしてくれるものだ

一年も居馴れてしまえば、
ちょうど冬の寝床のように自分の体温のぬくもりが江戸という寝床に伝わってしまう。
そうなれば住みやすくはあるが、
物を考えなくなる。
寝床は冷ややかなほうがいい

表から見える慎重を裏から見ての不決断という

初めの少しのゆがみが、
あとには大きくゆがむものである

天の時、
地の利に叶い、
人の和ともに整いたる大将というは和漢両朝上古にも聞こえず、
末代あるべしとも覚えず

愚説愚論だろうと最後まで聞いてあげること

勝(かつ)といふは、
味方に勝事也。
味方に勝といふは、
我に勝事也。
我に勝といふは、
気を以(もって)、......

百行の依る所は孝と忠なり 之を取りて失無ければ果して英雄 英雄はたとへ吾曹の事にあらずとも 赤心をもって羌戎を攘んと欲す

おまえたち、
そんなに、
私を見たいか。
目が四つ、
口が二つ、
あるわけではない。......

敵が山と思えば海としかけ、
海と思えば山としかけるのが兵法の道である

恩義を忘れ、
私欲を貪り、
人と呼べるか

勝利之全所を専に

激流にも耐えうる柱のように揺るぎない信念を心に持て

心に邪見なき時は人を育つる

固く決意して、
朝な夕な鍛練して技を磨きつくして後、
自然に自由になり、
おのずから奇跡的な力を得、
神通力の不思議があるのである。
これが武士として兵法修行をする心意気である

人の一生は、
重荷を負うて遠き路を行くが如し。
急ぐべからず

我が兵は限り有るも、
官軍は限りなし。
一旦の勝ち有りと雖(いえど)も、
その終には必ず敗れんこと、
鄙夫(ひふ)すらこれを知れり。
然るに吾れ任ぜられて、......

わきて釣りには他念なきものなり。
太公望、
おもしろがりたるも道理かな。
罪も報(おくい)も後の世も忘れはてておもしろやと、
げにさもあらずるものを

動かねば 闇にへだつや 花と水

兵法の道において、
心の持ちようは平常の心と変わってはならない。
平常のときも戦いのときも少しも変わらず、
心を広く素直にして、
緊張しすぎず、
少しも弛まず、......

政治を行うものは清らかでなければならない

心に物なき時は心広く体泰なり

人の上に立つ対象となるべき人間の一言は、
深き思慮をもってなすべきだ。
軽率なことは言ってはならぬ

表の並木には桜を、
裏の並木には栗を

秀吉は、
元来人を斬ることが嫌いの性分であるが、
覚悟がなおも直らないお前を、
他国に行かせたのでは、
恥の上にも一門の恥さらしとなるから、
人手にかけず、......

役に立たないことをしないこと

人 城を頼らば 城 人を捨てん

あぶない所へ来ると、
馬から降りて歩く。
これが秘伝である

武士が他と異なるのは、
兵法の心得があるという一点においてだけだ

必死に生きてこそ、
その生涯は光を放つ