「うまれつきの下手を かざらず 世の中へわけ入り ここにきて 目の前ひろびろ」
榎本栄一
「うまれつきの下手を かざらず 世の中へわけ入り ここにきて 目の前ひろびろ」
榎本栄一
「小学生が自転車で 得意そうにジグザグ 私もこのようなことを ふとしているのではないか 仏 照覧の世の中で」
榎本栄一
「もしも私が 小賢しい 手足引っ込めたら ダルマさんみたいに たのしくコロリコロリ」
榎本栄一
「薄日さすこの道 遠くつづき まだ際涯(はて)はみえません」
榎本栄一
「おなじようなこと くりかえす 日日であるが この日日から 私は いろいろなことを 無尽蔵に学ぶ」
榎本栄一
「過去の足あと 今の足あと 今が拙劣でもよい ただ同じでなかったらよい」
榎本栄一
「どうにもならんことは そっと そのままにしておく」
榎本栄一
「私は梅 あなたは桃 花のいのちは どこかで一つに解け合っている 私は梅に咲き あなたは桃に咲く」
榎本栄一
「猫に小判というが あわれ人間は その小判に目がくらむ」
榎本栄一
「生きとしいけるもの ときにいさかいながらも 無辺の いのちの海 生かされており この私も」
榎本栄一
「こころのなかの 井戸を こつこつと 掘り下げて行ったら 底から 阿弥陀仏が 出てきた」
榎本栄一
「たかぶりの血 あまり頭にのぼらず ここ 底辺にいるおかげ」
榎本栄一