「身をすててこそと承るが そのすてるちからが 私にはないので ようすてぬままに 大悲の中を ほくほくあるいている」
榎本栄一
「身をすててこそと承るが そのすてるちからが 私にはないので ようすてぬままに 大悲の中を ほくほくあるいている」
榎本栄一
「くだり坂には またくだり坂の 風光がある」
榎本栄一
「風雪何十年の人間に 永遠の眠りがくるのは ふかい 慈悲であることが ようやくわかってきた」
榎本栄一
「天は最大の 教育をしてくださるが あわれこの生徒は 天のみこころが なかなかわからずもがく」
榎本栄一
「私がまいにちいきるのに どれだけ多くの 動物や植物のいのちを 頂戴していることか」
榎本栄一
「この不完全な私が 順縁 逆縁 あらゆる人びとから お育てをいただく ここは仏捨てたまわざる世界」
榎本栄一
「口に入れるものや 手にふれるものを だいじに扱うていると この一にちがとうとくなり このいのちがふかくなり」
榎本栄一
「如来は人間を 自由にさせてくださるが 人間はあたまをうってから 眼(め)がすこしひらく」
榎本栄一
「青い鳥は 大空のどこにもいない 相手の立場になり 考えていたら どこからか とんでくる鳥」
榎本栄一
「けつまずいて こころくじけたが 私はここで 正味の自分に会いました」
榎本栄一
「ここには 虫けらや人間 何億種類のいのちあれど 人間だけが ここを 我欲でよごす」
榎本栄一
「いくら剃(そ)っても この髭(ひげ)は 私がいのち終るまで 生えるのだろう 今朝は 何かいとおしくなでてみる」
榎本栄一