「気の変(かは)る人に仕(つか)へて つくづくと わが世がいやになりにけるかな」
石川啄木
「気の変(かは)る人に仕(つか)へて つくづくと わが世がいやになりにけるかな」
石川啄木
「山の子の 山を思ふがごとくにも かなしき時は君を思へり」
石川啄木
「わが抱(いだ)く思想はすべて 金(かね)なきに因(いん)するごとし 秋の風吹く」
石川啄木
「われは知る、テロリストの かなしき心を―― 言葉とおこなひとを分ちがたき ただひとつの心を、奪はれたる言葉のかはりに ・・」
石川啄木
「東海(とうかい)の小島(こじま)の磯の白砂(しらすな)に われ泣きぬれて 蟹(かに)とたはむる」
石川啄木
「わが家と呼ぶべき家の欲しくなりて、(中略)場所は、鉄道に遠からぬ、心おきなき故郷の村のはづれに選びてむ。西洋風の木造の・・」
石川啄木
「打明けて語りて 何か損(そん)をせしごとく思ひて 友とわかれぬ」
石川啄木
「うぬ惚(ぼ)るる友に 合槌(あひづち)うちてゐぬ 施与(ほどこし)をするごとき心に」
石川啄木
「わがこころ けふもひそかに泣かむとす 友みな己(おの)が道をあゆめり」
石川啄木
「白き蓮(はす)沼に咲くごとく かなしみが 酔ひのあひだにはっきりと浮く」
石川啄木
「こころよく 春のねむりをむさぼれる 目にやはらかき庭の草かな」
石川啄木
「同志よ、われの無言をとがむることなかれ。われは議論すること能(あた)はず、されど、われには何時にても起たつことを得る準・・」
石川啄木