日本映画もハリウッド映画も何も変わらないですよ。ただ映画に対する尊敬の念の違い

松田優作

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実際に自分の生きているリアルタイムと、それからその役に人格を吹き込んだときに、その人格が何センチか浮いたりなんかするとき、なぜ浮くんだろう?と、いうようなことを具体的に画(え)にしていくという作業をやっていくときに、ナルシシズムとか、そういう言葉じゃなくて、やっぱり芸術してるとか、そういう気分になるときがあるんですよ
興味なんてものは、まずは自分の周りにあるものを否定したり肯定したりすることから始まる
山崎努さんにしても緒形拳さんにしても、バランス悪いところはあっても、常にその反対側にどっかスケベエな感覚を持っているから、生活部分はそれとしておいてやっていける、それが色気になっているんだろうと思います
僕は観念的なもの、意識的なものを、自分の芝居に取り込みすぎていたんです
犯罪を犯すというのは「ここまで」と引かれている線を切ることなんだよな。犯罪というのは可能性ですから、「ここまで」と決められている部分を犯していくってことは、可能性に挑戦しているんだよね
僕らみたいにころころとポリシーが変わってるとね、既にポリシーでも何でもなくなっているようなものがポリシーだったりしてね
真剣にやっぱり映画に向かって欲しいですね。で、頭きたら、面白くなかったら帰ればいいんですから
台本を読んで地面から足が5センチ浮いた気がしたよ
経験というのは、単なる時間の積み重ねではなく、人を感じる目であったり、耳であり、皮膚感覚なわけだ
常に自分をマイナスの状態にしておく。僕は足していくことよりも、引いていくことの方が好きですから

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僕は映画の寸評をやっていた時期があるんですけど、自分のセンスを疑われるのがイヤだから、面白くない映画は「面白い」という表現を使わないで、「原作の世界観を壊さずに・・・・」とか言って逃げるんです

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