「人間の社会の五里霧中をさまようより、この大自然のガスの中の方が、私にとってはずっと身に合っているのだ。いやいや、この濃厚なガスの中でなら、私にも生き延びる道はあるのだ。気が狂いそうな単調さに耐え抜き、弱音を吐きたがる自分に打ち勝つ以外にない。進むこと、ひたすら前へ進むこと」
植村直己
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「人間の社会の五里霧中をさまようより、この大自然のガスの中の方が、私にとってはずっと身に合っているのだ。いやいや、この濃厚なガスの中でなら、私にも生き延びる道はあるのだ。気が狂いそうな単調さに耐え抜き、弱音を吐きたがる自分に打ち勝つ以外にない。進むこと、ひたすら前へ進むこと」
植村直己
「自分の足跡を残したい。人の評価でなく、自分でものをつくり出したい。年がいくほど、ますます青春を感じて夢が広がるんです。でも、次に必ず壁はある。それを乗り越えた時、パッとまた新しい世界があります。だから、厳しく自分を鞭打ってやってきた時は、振り返った時、実に爽やかです」
植村直己
「始まるのを待ってはいけない。 自分で何かやるからこそ何かが起こるのだ」
植村直己
「人の目につくような登山より、このエーデルワイスのように誰にも気づかれず、自然の冒険を自分のものとして登山をする。これこそ単独で登っている自分があこがれていたものではないかと思った」
植村直己
「失敗したら逃げ道がないと思った。旅の中止は私が自分なりに積み上げてきた実績を、一挙にフイにすることだ。そうしたら自分はもう何をしたらよいかわからなくなる。最初の屈辱の中に戻るだけだ」
植村直己
「私も人相応に年齢を重ねてきたし、できればもっと重ねていきたいと思うが、近頃感じるのは、経験の一つ一つが、随分時間の経った今頃になってひょいと帰ってきて、私を勇気づけてくれることだ」
植村直己
「他人まかせの船で下るよりは、せっかく、アマゾンにはいったのだから、私自身でちょっぴり冒険をしてみたくなった」
植村直己
「単独の登山は、無謀にひとしいほど危険がつきまとっている。人の意見も、とうぜん重視しなければならないが、その意見にしたがってばかりいては何もできない。人にいわれてやめるのではなく、自分で実際に直面して肌で感じとり、それでできないと思ったらやめ、できると思ったらやるべきではないか」
植村直己
「不安な時は小さなことでもいい、今できる行動を起こすこと」
植村直己
「所持金三万円、装備らしきものはいっさいもたずの旅でした。3000キロの感触をからだでつかむのが目的でしたから、荷物ガサガサ持って、日常生活の延長みたいなことを望んじゃダメだという考えでした。歩くだけが目的なんですから、何も持たないのがいちばんの早道だと思ったわけです」
植村直己
「気が狂いそうな単調さに耐えぬき、弱音を吐きたがる自分に打ち克つ以外にない。進むこと、ひたすら前へ進むこと」
植村直己
「山登りはたとえどんな山であろうと、自分で計画し、準備し、自分の足で登山する。その過程が苦しければ苦しいほど、それを克服して登頂して登りきったその喜びは大きい」
植村直己