「私の英語学習は「二本立て」と言うのが正しいのかもしれません。学校が教えてくれるフォーマルな英語と、映画から学ぶ生きた英語。両面で詰め込んだ英語の知識が、結果的には役に立ったんでしょうね」
戸田奈津子
82,643 件の名言が見つかりました
「私の英語学習は「二本立て」と言うのが正しいのかもしれません。学校が教えてくれるフォーマルな英語と、映画から学ぶ生きた英語。両面で詰め込んだ英語の知識が、結果的には役に立ったんでしょうね」
戸田奈津子
「若い皆さんは笑うかもしれませんが、当時は「今日のこの機会を逃したら、もう一生観ることはできない」。そういう切ない意気込みで(映画を)観ていたのです」
戸田奈津子
「学校の英語は基本的で固い。くだけた日常会話とか、流行語・若者言葉は教科書では学べません。そういうものは全部映画から学びました。当時はビデオやDVDは存在しませんから、映画館で見るのが唯一のチャンス。今みたいに、劇場で観て面白かったから TSUTAYA でDVDをレンタルする、なんてできないですからね」
戸田奈津子
「映画が好きだったから、「映画で耳にする英語を知りたい」というのが最大のモチベーションでした。つまり “映画あっての英語 だったのです」
戸田奈津子
「そんながむしゃらに勉強した経験はありません。人並みに頑張ったという感じでしょうか。学校の勉強は基本的に退屈でしょう? 私も特に英語の授業が好きだったわけではないんですよ」
戸田奈津子
「(海外経験ゼロ・英会話の経験もゼロだったのに、通訳の仕事ができるまでになったのは)英語の読み書きを仕事にしていたし、ボキャブラリーの蓄積があったからだと思います。英会話の勉強は読み書きの基礎があれば、後はプラクティス、「実践」です。実際にしゃべって経験を積む他ありません」
戸田奈津子
「意気込んで仕事に臨み、原稿も推敲に推敲を重ねました。でも映画の完全版を初めて試写室で観たときに、愕然としました。下手だったのです。字幕はただ英文を日本語にするだけではない。画面に違和感なく調和する日本語訳が必要で、この感覚はやってみないと分からないのです。この時点で字幕翻訳の仕事はまだまだ少なく、それだけで食べていくことはできませんでした」
戸田奈津子
「フランソワ・トリュフォーの『野生の少年』の翻訳を依頼されました。これが私の初めての字幕翻訳の仕事になります。大学を卒業して、ほぼ10年が経っていました」
戸田奈津子
「(会見の通訳について)自分としては、決して合格点をつけられる出来映えではありませんでした。これでクビだと思うほどに落ち込みましたね。でもどういうわけかクビにならず、これを機に、通訳の依頼が舞い込むようになったのです」
戸田奈津子
「ある日、転機となる出来事が起こりました。日本ユナイト映画の宣伝部長をしていた水野晴郎さんから、急遽来日が決定した海外映画プロデューサーの会見の通訳を依頼されたんです」
戸田奈津子
「字幕翻訳家の門は狭く、そうやすやすと入れるものではありません。結局、学校の紹介でとりあえず第一生命の社長秘書室に腰掛けのつもりで就職しました」
戸田奈津子
「業界へのパイプもないですし、そもそも正規のルートで翻訳家になる道はありませんでした。唯一の手がかりは、映画の中でクレジットが出てくる翻訳者に直談判すること」
戸田奈津子