「いかに善を思っても、行いによって善を表さなければ、善人とは言えない。それは、悪い事を考えていると言っても、実際に悪事をしなければ悪人といえないのと同じである。 従って私はどんな小さなことでも、実際に善を行う事を尊ぶ。善心が起きたら、すぐに実行するのが良い」
二宮尊徳の他の名言
「道徳なき経済は罪悪であり、経済なき道徳は寝言である。」
「我が家の繁栄を捨て、身命をなげうって、無数の家を繁栄させることに努める。これが私の決意である」
「私が倹約を尊ぶのは、その後に活用することがあるからである。住居を簡素にし、服や食を粗末にするのは、資本を作り、国を富ませ、万人を救済するためである。目的があるのが倹約である」
「親の養育を受けたことに報いるために子供を養育し、先生から教えを受けたことに報いるために子弟を教え、人の世話を受けたことに報いるために人の世話をする。これが人道である」
「富貴天にありという言葉は、寝ていても勝手に豊かになると考えている人もいる。これは大きな間違いである。 その意味は、日々励んで、その言動が天理にかなっているときには、富は向こうから近づいてくるということだ」
「この仮の身を、わが身とは思わずに、生涯一途に世のため、人のためをのみを想いながら、国のため、天下のために貢献できることだけに励み、一人でも、一家でも、一村でも貧乏から抜け出て裕福になることを想い勤め、怠らないようにしているのである。これが私の覚悟である」
「人道は勤めるのを尊しとし自然に任せるのを尊ばない。勤めるということは私欲に克つということである」
「尊い人の道も書物に書いた時は、世の中を潤すことはなく、世の中の役に立つこともない。それは、水が凍ったようなものである。この氷となった書物は、胸中の熱を使って元の水に戻さなければ役に立たない。書物を理解して実行する力を尊ぶのである」
「早起きに まさる勤めぞ なかるべし 夢でこの世を 暮らしゆく身は」
「両方が得をして、両方が喜べるような間柄を作ることに、知恵を働かせるのがよい」
関連する名言
「悪人が受ける主な罰は、彼ら悪人が善心に立ち還った瞬間に、よりよくなろうと願っても、もはや善の道に還ることが出来ないという点にある」
— カール・ヒルティ
「ほとんどの悪人は自分の過失を他人になすりつける。カラスは汚いものを食べた嘴(くちばし)を、きれいな地面でせっせと拭く。」
— サキャ・パンディタ
「裏切りは必ずしも悪人と善人のあひだでおこるとはかぎらない」
— 三島由紀夫
「人間のことを善人だとか、悪人だとか、そんな風に区別するのは馬鹿げたことですよ。人というのは魅力があるか、さもなければ退屈か、そのいずれかですからね」
— オスカー・ワイルド
「悪人がいくら害悪を及ぼすからといっても、善人の及ぼす害悪にまさる害悪はない」
— ニーチェ
「悪人――人類の進歩に最も重要な要素。」
— アンブローズ・ビアス
「根っからの悪人なんてこの世にはいない」
— てつや
「聡明な悪人こそは地の塩であり、世の宝である。」
— 中野好夫
「道徳のある人間は、悪人が現実世界で行ってしまう物事を夢の中だけに留めておける」
— ジークムント・フロイト
「どのような悪人でも念仏だけで往生できる」
— 親鸞
