役を演じているときはどんなに激しい場面でも平気なのに、“素(す)の私を人前にさらすことには恐怖感があった

岩下志麻の他の名言

役になって『ほかの人間』になるより、『岩下志麻』自身としてしゃべることに、心地よさを感じるようになった
(かたせ梨乃との乱闘シーンについて)本番はやっぱり、お互い全力でぶつかりあいました。叩いたり、髪を引っ張ったり、本気でやり合ったので、髪の毛は抜けるし、着物はびりびりに破けるし。撮り終えた時にはゼェゼェして、めまいがして、控室で休ませてもらった記憶があります
欲を言えば、もう一人子供がほしかったですけど、仕事で忙しかったり、高齢出産はどうかと躊躇しているうちに40(歳)になってしまって・・・・。娘のためにも、もう1人産んでおけばよかったかしらと、いまでも思いますね
篠田とお付き合いするようになったのは、彼が監督をした『暗殺』がきっかけでした。映画の打ち上げが東京・赤坂のナイトクラブであって、篠田と当時はやっていたマンボを踊ったんです。そのときふと『ああ、私はこの人と結婚するな』というひらめきがあったので『私、監督と結婚するような気がします』と言ったら、彼は唖然として踊りをやめてしまいました
これが私の最後の作品と言えるようなものに出会うまでは、安易な妥協はしたくない
ラブシーンというのは、誰もいないと思ってやらないと。そういう点、私は近眼だから自分の世界に入れちゃう。照れがなくて楽
(夫とは)現場に入ると、監督と女優になっちゃう。不思議なほど、お互い他人になっていましたね
いつもはホン(台本)を読み、色々な場所へ見学に出かけて役作りをするので、この時も『本物の極妻さんの家に3日間ほど泊まって、生活を体験して役作りをしたい』とプロデューサーさんにお願いしたら『とんでもない』と、いわれてしまって。でも『岩下志麻の極妻でいいんだ』と託していただけて、逆にイメージが膨らみました
(夫婦円満の秘訣)基本的には「思いやり」でしょうかね。距離を置いて干渉しあわない。そういう関係でいることかな
「16歳の頃」に原因不明の病気をしまして1年留年したんですけれども、それのために女優になったということもあるので戻りたくない――というより、病気のおかげで今があるっていう、そういう感じがしています

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