伊丹十三の他の名言
「男のお洒落というのは、本筋、でなくてはならぬ。スタンダードでなくてはならぬ。場違いであってはならぬ、のです」
「肝腎なのは、ともかくも一冊の本を読みとおすということであって、理解なぞ二の次でよろしい。一冊の本を読みとおしたものだけが、二冊目に取りかかれる」
「世界一のマッチの条件とは何か?必ず火がつくとか軸が折れないなんていうのは、これはマッチの最低条件だから勘定にはいらない。世界一のマッチの条件は、擦ったとき、においがしないこと、そして、頭が落ちないことなんですねえ」
「古本屋で洋書をぱらぱらめくってみると、よく、第一ページだけ丹念に辞書を引いたらしく、ぎっしりと書き込みがあり、二ページ以下、全く新品同様という本がある。あれは悲しい」
「押し入れや台所の飾りつけの時、置かれている箱類や商品類の文字を徹底的に排除している自分に気づく。文字が映るとどうしても目がそこへ引きつけられる。それを避けるためなのだが、それよりもなによりも、文字たちの醜さが許し難いのだ。これも病気である」
「「父親」とは何者か?自分の母親と切れている者、従って相手を「母親」として扱わぬ者、死んだ父親の言葉を子に伝える者、自分で耐えるべき不快に自分で耐えることを知っており、それを子に伝える人である」
「一体、男の誇りはどこにあるのか。男ならやせ我慢で押し通すべきではないのか。忍の一字、これがダンディズムというものではないか」
「それにしても微量のものの表情は難しい。しみじみとしあわせな表情、ほのかなしあわせ、かすかな笑み、わずかな老け、人にわからぬ程度のほろ酔い、等。原節子は偉大だった」
「今日はやや疲れ気味。こういう日は体がカット数を増やしたがらず、あらかじめ作ったカット割りを現場で壊し、長いカットに単純化してゆく。コンテは必ずしも理屈ではなく、多分に生理的なものであるようだ」
「テーマをたてるということは実に厳しいことなのです。一つのテーマをたてるということは、当然なにかの犠牲を伴うわけだ」
関連する名言
「僕は映画の寸評をやっていた時期があるんですけど、自分のセンスを疑われるのがイヤだから、面白くない映画は「面白い」という表現を使わないで、「原作の世界観を壊さずに・・・・」とか言って逃げるんです」
— 品川祐
「(デビュー当時)良くできたエンタテインメント映画が本当になかった」
— 周防正行
「負けそうになったり、折れそうになったりしたときは、先輩のすごい舞台や映画を見たりすることで『あっちにいけば間違いない』という思いを強くした」
— 西田敏行
「稽古だといって出かけては、内緒で映画や外国からきた公演とかを見に行ったりしてたんですね。それまで父が厳しくてぎゅうぎゅうやられてましたから(笑)」
— 坂東玉三郎
「最近にも、この冬の大作映画の翻訳の依頼が舞い込んできて、大慌てしました。どういう内容か事前通達もなく、突然、依頼が舞い込んでくるんですよ? しかも1週間で仕上げるのが通例。下準備などできるものではありません」
— 戸田奈津子
「日本映画もハリウッド映画も何も変わらないですよ。ただ映画に対する尊敬の念の違い」
— 松田優作
「演じる上では、ゲームでも映画でも同じなんですよ。悟空は悟空なので」
— 野沢雅子
「映画の制作に入ると風邪なんてひいてられない」
— 鈴木敏夫
「同じ映画なのにアメリカで観るのと日本で観るのとでは全く違う」
— 大林宣彦
「映画では、僕が好きな女性に振られてしまって・・・・女の子に振られることは実際何度もあったけど(笑)、フェイスブックを立ち上げたのは女の子たちにモテたいから、そしてエリートの仲間に入りたいから、という理由で描かれている」
— マーク・ザッカーバーグ

